※この物語はフィクションです。
「高校受験…やっと終わった…。」
私、川倉 志舟(かわくら しおね)は、今さっき高校受験を終えて帰宅しようとしている…ときに、LINEの着信音が小さく鳴った。
「…ん?あ!!この後…椎菜とカフェ行くんだった…」
私の友達、薩摩 椎菜(さつま しいな)は小さい頃からの親友だ。そう。小っっさい頃からの…ね。
「相変わらずむずい名前してんなぁ…
って……えぇ!?!?やばい!やばい!!え!?待ち合わせ時間まであと十分!?無理!!!!無理ゲーじゃん!」
私が無我夢中で走っていると道の真ん中に何かが落ちていた。
「うわ!麗香先生からもらったネックレスだ…受験のお守りとして、持ってきたのに…なんか不吉。田舎道じゃなけりゃ見つかってなかったわ…それにしてもだいぶ錆びたなぁ。 」
志舟「ごめん!遅れた!」
椎菜「遅い~だいぶ待ったんだよ~?」
志舟「悪いww悪いwwって…麻騎に
勘太に里緒菜まで!?揃ってんなぁ…」
この人たちは、
「蓮実 麻騎(はすみ あさき)に
松阿 勘太(まつあ かんた)、
回﨑 里緒菜(くるざき りおな)」
椎菜「あ!そう言えばさ!みんなっておんなじ高校に入学するんだっけ?すっごい楽しみ!!早く4月になんないかな~…」
、と椎菜が甘そうないちごパフェを口にためてリスのようになりながら言う。
麻騎「そそ!せっかく集まるんだから!あの場所いかん?!実家 ! 」
と、麻騎がカレーライスを食べながら言った。
実家…か…
里緒菜「え…麻騎…本気で言ってるの?」
椎菜「そーだよ!!実家に行こうっていうのは[死にに行こう]って言ってるのとおんなじなんだよ!ばーか」
麻騎「バカとはなんやねん!失礼なやっちゃな!」
志舟「落ち着いてよ二人とも!私的には麗香先生に会いたいし私は賛成!」
勘太「確かに…俺たちがここにいるのは先生のおかげだし、会いに行く価値はあると思うぜ!だから俺も賛成~!!」
里緒菜「はぁ…二人も…死んだら責任取ってくれるなら…先生には会いたいし………もう…私も行くわ…」
椎菜「えぇ…えぇ!?私死にたくないんだけど!!でも先生には会いたいなぁ…あぁもう!いいよ!私も行くよぉ!」
麻騎「おっしゃ!全員参加やな!一週間後にこのカフェに集合やー!バスで行くで!!待ってろよ先生ぇー!!」
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