碧咲 葵
15歳(中3)
誕生日 8.13
施設育ち
守ってくれる人がいないので自分を守る為に格闘術を幼い頃に習得し、誰が相手だろうと負けることが無い
産まれてすぐ親は私を捨てた
愛されたことが無かったから
私は物事について何の感情もなく生きてきた
真一郎と出会うまでは
所詮人なんて裏切る生き物だ
その考えを変えてくれたのも、再認識するようになったのも、たった1人の兄のような存在、真一郎だった。
彼は家族も友達もいない私に居場所をくれた人
生きる楽しさを教えてくれた人
彼は信じることが出来る人だ、そう思っていた
でも結局彼も私を裏切った
あの日、どうして真一郎は私との約束に現れないまま私の前から姿を消したの?
私は次の日もその次の日もずっと約束の場所で待っていたのに
ずっと真一郎を待ち続けたのに
私の
誕生日だったのに
私には生きる意味が無くなってしまった
もう生きるとか死ぬとかどうでもいい
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