第3話[煙草]
「__さん、これお願いします」
「はい」
渡された資料を右から左へと読み進めながらPCに打ち込んでいくとポケットからスマホの着信が聞こえた。
「…」
気になり見てみると、人気実況者我々だのチャンネルのサムネイルが飛び込んできた。
「色鬼…w、相変わらずおもろいなぁ」
昔居た組織を今は遠ざける様に生きている。
けど、それでも目は離せないのだその中でも彼ショッピ君はよほど
最初、批判が多かったけど今では人気ランキングトップ3に入るほどの人気だ。
紫の字幕を見ると、あぁこんな子が俺の時におったらなぁと感じてしまう。
少しは相談出来たてたのかなぁ?ま、グルッペンに相談出来ないなら後輩にも出来ないか。
そんかことを考えていると仕事中なのを思い出し、デスクに向かった。
「ただいま〜」
おかえり
そんな言葉が帰ってくるわけが無く1人寂しく部屋に音が響いた。
スーツを脱ぎ、半袖短パン姿でベランダに出る。
「…」
カチッ
ライターから出た火を零さないよう煙草に移す。
時間は9時。
また独り煙草を吸っていた。
「寒くなったなぁ」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!