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りぃちょ宅で飲んでいるりぃちょとシード。
お互いが買ってきたツマミと酒の交換会のようなことをしていた。
「ん、このおつまみうまい!」
「この酒もうまいで、飲む?」
「のむー!」
既にかなり酔っているりぃちょだが、”シードがくれた酒”という貴重な酒を飲まずにはいられなかったらしい。
「うわマジだおいしい!お返しにツマミあげるね、はいあーん」
「あー…」
シードが大きく口を開けてツマミを口に入れた。
「ん”っ!?かっれぇ!!!!!」
甘い酒を新しく開け、一気に飲み干した。
「ふざけんなよお前!!俺辛いの無理って言ったやん!?」
シードが酒缶を握りながら激怒していると、りぃちょがなにやら前かがみになっていた。
「シードちゃん、ごめん、たった、」
前髪の隙間から、ギラギラとした目がシードを見つめていた。
シードは一瞬たじろいだが、すぐにいつもの調子を取り戻す。
「っは!?きっしょ!!まじでなんなん!?なんで!?」
「なんか、あーんしたら昨日のこと思い出して…………」
りぃちょは恥ずかしそうに酒をクルクルと回している。
「きのぅ、って………………」
シードの白い肌が、みるみる赤く染まっていく。
「ね、もっかいして?」
少し伸びた髪を耳にかけながら、シードの顔を覗き込む。
「……するわけないじゃろ。さっさと便所行けやゴミ」
「えぇ!!今のシてくれる流れじゃないの!?」
「アホか!!…もう、俺コンビニ行ってくるけその間に抜いとけ!!」
シードは勢いのまま財布だけを取って外に出た。
(…さみー………)
この氷点下の中、薄手のTシャツ1枚で出歩くというのはさすがに無理があった。
「…1回戻るか……」
溜息をつきながらドアノブに手をかける。
だが、咄嗟に体が固まった。
(…俺、さっきコンビニ行っとる間に抜いとけっていったけぇ……今、抜いとるってことよな)
(じゃあ…今戻ったら……………)
背中にゾクゾクとした感覚が走り抜ける。
固唾を飲んで、ドアノブを捻る。
足音を殺して部屋を覗きに行くと、シードに言われた通りりぃちょは自身を慰めていた。
「ふっ……ぅ…しぃどちゃ、ぁ…」
しかも、シードの名を呼びながら。
身体中が燃えるように暑くなり、シードは急いで扉に背を向けた。
(えっ…ろ…)
壁にもたれかかりながら座り込む。
(俺がしたフェラで、あんなんなっとんじゃ…………)
シードの奥底に眠っていた何かが、目覚めた。
(キスとかセックスとかは…せん。フェラだけ…)
(あと、いっかいだけ、)
戯言のように心の中で唱えながら、ゆっくりと扉を開ける。
「…りぃちょくん、なんしとん。」
シードの顔を見たりぃちょの顔が、みるみる赤く染っていく。
「あぇ、しーどちゃ――」
こいつにも羞恥心あったんじゃ、とか
情けない姿見られて恥ずかしかったんかな、とか
シードの頭の中には様々な思考が巡ったが、そんなものはすぐに全て吹き飛んだ。
もう一度、こいつを俺の手でぐずぐずにしたい。
そう思ってしまった。
りぃちょの腕を掴んで、押し倒す。
「俺に言われた通り素直に抜いとるとか、なっさけねぇ笑」
ニヤニヤしながらりぃちょの顔を覗き込む。
「あ、ぅ…しーどちゃ、」
フェラだけ、ちょっと弄んでやるだけ。
そんなことを思っていたのに、気づけばりぃちょの唇を奪っていた。
しつこく、深く、時間をかけてキスをする。
「…っりぃちょくん…」
「はぁっ…はっ…………」
アルコールと酸欠で、2人の息が切れる。
肩を上下させながら一生懸命に呼吸をしているお互いが、なんだかすごく愛おしくて、もう一度口付けを交わした。
卑猥な水音が、静かな部屋に響く。
そんな中、シードの脳内の片隅で
「セックスは関係が拗れるからしない方がいい」
という言葉が木霊していた。
このまま、感情のままにりぃちょとセックスをしてしまえば、今の状況が崩れてしまうかもしれない。
せっかくニキがプロデュースしてくれて、仲間にも恵まれている、今の状況が。
そんなことを考えていると、いつの間にか身体の熱は冷めていた。
「りぃちょく、ごめ、俺、」
嫌な汗が流れる
「…シードちゃん?大丈夫?」
体の熱が冷めるどころか、指先も身体中も、すごく冷たくなっていた。
焦燥感で、お互いにすっかり酔いは覚めていた。
そのままシードは意識を手放した。
昨日
23:50頃
相も変わらず、りぃちょとシードは宅飲みをしていた。
「シードちゃん酒強くね!?」
「吐いたら何杯でもいけるけんなw」
そのまま数時間程調子に乗って酒を飲み続けていると、意外にもシードが先に寝落ちてしまった。
「――どちゃん、おきて。」
「お〜い」
頬をぺちぺちと叩かれシードは目を覚ました。
……どうやらシードは、少し硬めの枕で寝ていたようだ。
…そう、りぃちょの”膝枕”で。
「ん”…いまなんじ?」
「しらんけどあんま寝てないよ〜、おれまだつぶれてないし笑」
「たしかに…」
シードが起き上がろうとモゾモゾと動くと、りぃちょが頭に手を添えた。
「は?なに?」
「ん〜…かわいーからもうちょっとこのままで居てもいーよ。」
再度膝に乗せられた頭を愛おしそうに撫でながら、りぃちょは呟いた。
「じゃあ…このままで…」
アルコールが回りきっていて、シードも正常な判断をできる頭ではなかった。
(なんかお礼した方がええかな)
“お礼”なんて考えてしまうほどに、酔いが回っていた。
「りぃちょくん」
「ん〜?」
「たっとる」
「あ〜…ごめん。」
シードの後頭部に、ずっと硬いものが当たっていたのだ。
シードは手際よくズボンを脱がしていく
「シードちゃん、い、いいの、?」
「ん……」
だらしなくヨダレを垂らしながら、りぃちょのモノを咥える。
頭を上下させてみたり、奥までくわえてじっくり舐めてみたり。
そうこうしているうちに、りぃちょのモノがビクビクと脈打った。
「ん”っ…しーどちゃ♡で…ぅッ〜〜〜〜♡」
「…っは、そーろー…」
シードは精液を飲み込んで、りぃちょの手を絡めとった。
「なぁ、男に咥えてもらって、気持ちよかった?」
煽るようにりぃちょを見上げると、顔を逸らした。
「…シードちゃんだから、コーフンしただけだし…」
口を尖らせ不貞腐れるりぃちょを他所に、シードは膝の上で寝る準備に入っていた。
「起きた?大丈夫?」
目を覚ますと、りぃちょが心配そうに顔を覗き込んでいた。
「…おん…ごめん」
「…いーけど………」
ゆっくりと起き上がり、机の上にあったお茶を飲み干す。
「……俺、ゲイじゃないんじゃけどさ。」
「なに急に」
シードの発言に、りぃちょが目を丸くする。
「なんか、りぃちょくんのこと可愛いな〜って、思っ…たり、しとって…」
「え、マジで何?おれはかわいいけど何??」
「じゃけん、俺、りぃちょくんのこと好きになったかも知れんくて…!!」
歯切れが悪い言い方になって、焦って全てをぶちまけてしまった。
シードは顔を真っ赤にして俯いたまま、動けなくなった。
沈黙に耐えられなくなったシードが口を開く。
「いや、ないわ。ごめんやっぱ今のなしで…」
「いやいやそれは無理でしょ」
無かったことにはしてくれ無さそうだ。
「シードちゃん、おれのこと好きになっちゃったんだ?」
「うるせぇな…………」
覗き込んでくるりぃちょを押しのけ、顔を逸らす。
「で、さっきのはなんだったん?」
「明らかにえっちする流れだったのに急に顔真っ青にしてさ。」
「…ニキと、セックスは関係拗れるからせん方がいいって話したの思い出しただけ」
「でももうキスもフェラもしたし…って感じで頭ごっちゃんなった。」
「ふーん?」
りぃちょが呆れた表情で酒を煽ったかと思えば、急にシードの口へ酒を流し込んだ。
「ん”っ!?」
焦って息ができなくて、咄嗟に酒を飲み込んだ。
喉仏がこくこくと動いているのがわかる。
「っはぁッ…♡………ぁにするんッ…」
一気にアルコールが回った感覚がして、呂律が回らなくなる
「拗れるかどうかはさ、シてから考えよ♡」
後日めちゃくちゃ気持ちよかったので付き合った。
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