この作品はいかがでしたか?
1,231
この作品はいかがでしたか?
1,231
真ん中ばーすでー祝いたかった…
注意
・赤水
・R18
・nmmn
赤side
り「いーむ、」
ほ「ぁ、ぅう、んっ♡」
口で食んでいたイチゴを彼の口へと移すとふにゃふにゃした顔しながら食べてくれる。
世間的にはなんの変哲もない今日だが、俺たちにとっては大切な日。
俺らの誕生日と真ん中の今日は少し肌寒く、身体を密着させるのにはちょうどいい。
り「ん、ケーキおいし?」
ほ「は、ぅん…/おいしぃッ♡」
り「ありゃ、ここにもホイップクリームついちゃってんじゃん」
ほ「ぁ、それちがっ//」
俺の腹にかかっていた白い液体を指で掬ってペロリひと舐めすると、顔をきゅうっと真っ赤にさせてコチラを凝視するいむ。
別に汚くないし、寧ろ美味しいよなんて言うと困った顔して笑うからそんな所もまた可愛い。
ほ「こ、これからないちゃん達来るのにっ…/こんなにソファ汚しちゃったら大変じゃん…」
り「んー?でもこれ出したの誰だっけ?」
ほ「ぅ、…//」
り「いむだよね~♡」
意地悪にそう告げるとぐしゃぐしゃな顔をさらに歪めて俯いてしまう。
そんなに弱っちいの、なんてこれ以上攻撃したら泣いちゃうかも。
そんなグズグズ顔も拝んでみたいけどこれから来るないくん達に何してたのとか余計な事聞かれたら面倒臭い。
ゆっくりと焦らすように奥を突きながら泣いてしまわぬよういむの手をぎゅうっと握りしめる。
すると声を抑えながらかわいく弱い力で握り返してくれた。
そんな仕草にぎゅんぎゅん胸が高まっていく音がする。
そんなに誘ってりうらをどうしたいの?
り「無自覚って罪だなぁ~、♡」
ほ「ぁ、やぁ”、ッぅう~♡♡」
り「逃げちゃダメだよ、ほらまだケーキ残ってるし?」
ソファの上でひっくり返ったケーキ皿をいむの顔の目の前に置いてあげると苦しそうに顔を歪めながらポロリと涙を零す。
あーあ、折角泣かないように頑張ったのに。
これじゃあもう意味無いよね、なんて頭の片隅で考えるのを放棄してとことんいむを虐めることにする。
ごちゅっと奥をつきながら空いている左手で生クリームを掬って彼の口へと指を突っ込むと、嗚咽を零しながら舐めとってくれた。
そんな一生懸命な姿が可愛くて可愛くて、目を細めて頷くと嬉しそうにしながら擦り寄ってきた。
なぁんだ、泣いてた癖に結局は従順なんじゃん。
どんなに苦しく虐めても甘い言葉を吐けば直ぐに元通り可愛いく鳴いてくれる。
ないくん達には気味悪がられる関係性でも俺らにとったらこれがアイノカタチ。
今もこうしてどちらの精液か分からないほどに乱れたソファの上で繋がっている。
胸板に赤い頬を押し付けられて力なく微笑むいむが目に映るとどうしようも無いほどに膨らんだ独占欲が心臓を蝕んで支配しようとしていく。
こんなに気持ちを昂らせて欲情しているなんて俺は獣か何かなのか。
否、フェロモンを感じ取っている時点で何処かおかしいのかもしれないが。
たまに頭が狂ったようにいむが可愛く見える時がある。
その時だろう。
きっと彼が何らかのオーラを放っているのは。
現に今もきゅるんとしたまあるい瞳に魅せられてどうにかなってしまいそうだ。
り「それ、何とかならないの…ッ」
ほ「ぇあ、それ…?」
心当たりがないらしい。
何処まで可愛いやつなんだお前はなんて今日何度目かの馬鹿げた思考回路に再度落っこちると宇宙を背負ったにゃんこのように少しの間固まる。
すると俺の様子が可笑しい事に気づいたいむが再度笑う。
そのいつまで経っても変わらぬ純粋そうな笑顔になんだか性欲が失せてしまった。
り「あー、辞めだ。やめやめ。」
ほ「え、?りうちゃんまだイってないよね…?」
り「いむが可愛くてそういう気分じゃなくなっちゃった。」
ほ「ぇ、ぁうん?」
何だかよく分かっていなさそうだけど。
ぴょんぴょんはねているくせっ毛な頭を撫でてやると困惑した表情を浮かべながらも嬉しそうにする。
全くもって変わらない奴だ。
り「りうら片しておくからいむ風呂はいってきちゃっていいよ」
ほ「う、うん」
り「ほら、早くしないとまろ達に見られるから」
ほ「な、ッぇぁ”ッ// 行ってくる!!」
バタン!と勢いよくしまったかと思えばドタドタ風呂場まで向かう足音が聞こえてくる。
騒がしい奴だな、なんて溜息をつきながらそこらじゅうに捨ててある使用済みのコンドームを拾ってティッシュに包んだ。
我ながら最低な現場に少し呆れた笑みを零すも、結局のところいむが可愛いのがいけない。
そんな言い訳を頭の中でこねくり回して俺も風呂に入ろうと髪の毛を掻きあげた時、ドタン、と大きな音が響く。
なんだ、と上裸のまま訝しげにリビングの扉を開ければへなちょこに潰れたないくん達が雪崩のように押し寄せてきた。
り「ッ、びくったぁ…」
な「しょにだぁ!!!ダメって言ったじゃん!」
し「ないちゃんの馬鹿!俺のせいにするんか!?」
ゆ「お前らのせいでバレたやろが!」
し・な「え俺?」
り「……お前ら何してんの」
冷めた視線の先には今日会議で集まるはずの4人が居た。
ぺしょりと転んで横たわっているないくんとその上に座るしょうちゃん、後方で腕を組みながら呆れた様に見下ろすあにき。
まろは後ろの方で小さいビニール袋を抱えながらケラケラ笑っている。
いつから居たのかなんて聞きたくもないが、多分一部始終は聞かれていることだろう
今日いく度目かの溜息を喉の奥に押し込んで彼らを見下ろす。
り「いつから居たの」
な「ぇ、え~と、ッ今!!今来ました!」
し「ないちゃん苦しい言い訳はええよもう……」
な「くっそ……」
り「で、いつから聞き耳立ててたの?」
ま「いや、まあそんな最初っからって訳でもあらへんけど…お前らがケーキを零して食べ損ねた辺りから、かなぁ…ははっ」
り「……つまり最初っからって訳ね」
ゆ「そういう事やな」
思わず舌打ちをするとビクッとないくんの肩が揺れた。
そんな始めの方から居たのなら何故声をかけなかったのか不思議でしょうがないが。
今もビクビク子犬のように震えているないくん達を少々呆れた目で見返すとまた溜息が出る。
り「とりあえず中入りなよ。片付けは、まぁ出てきてないけど……」
り「びしょびしょではないから大丈夫なはず。ほら入って」
し「お邪魔しま〜す……」
液体は拭いたし、コンドームとかは捨てたから見られても良い状態にはなってるとは思いたいけど……
そんな心配を心の片隅でしていたらガチャっと別の扉が開く音がする。
ほ「ぇあ、みんな……?」
ホカホカした姿でご登場したほとけっち。
少しサイズオーバーしたTシャツを着ているのかややぶかぶかだ。
困惑した様子で皆を見回す彼だが何やらどんどん顔が赤くなっていく。
小走りでこちらに駆け寄ってくると肩をグイッと引っ張られて可愛い顔が間近に近づいてくる。
と思えば耳打ちをされた
ほ「あの、その、ッ/全部片した、よね…?見られてないよね……?」
り「……うん見られてはないよ」
ほ「よ、良かったぁ……ッ」
安堵した様子で今度はしょうちゃんの元まで行くと楽しそうに会話し始めた。
まあ、聞かれてただけで見られてはいないし。
知らぬが仏って言葉がピッタリだ。
きっと知ったら顔中真っ赤で背中引っぱたかれるんだろうなぁ。
うんうんと1人で自己完結をしてそこら辺に放ってあったパーカーを着る。
そのまま未だ震えているリーダーの背後に近づいて2度は無いぞと告げると大袈裟に肩を揺らしてブンブン首を振った。
まあ、これで皆への牽制みたいなものになっただろうしいいかなって。
今度は公開プレイとかもやってみたいけど、またそれは別のお話。
「ケーキ食べる?」END
っっっったぁあぁああぁお久しぶりですね
いやぁちょっとリアル厳しくて現実逃避がてら書いたんですけど思いのほか期限が伸びまくってしまいましたすみませぬ
はい、楽しんで頂けてましたら幸いで御座います!
みんなも赤水に染まろうてか染まれということで
閲覧ありがとうございました🥹♡
また次のなんかやつでお会いしましょう!!
さよならばばね
コメント
2件
最高過ぎます⋯もうほんとに⋯🫶️💞 🎲彡に見られちゃうのが⋯ らぶです👊💞 りぴ確です🐤💎
全てが最高ですわ 🐤くんの攻めかっこいいよ!!大好き!!💎くんもがんわいいい てれてるのがまたいい しかも🎲に見られたのがいいいいい どれだけ神作書いたら気が済むんですか?!😭😭😭😭 最高です何度も見返します!! 🐤💎に染っちゃいました💗💗