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本来は誰もいないはずの校舎に笑い声があふれる
「―――フォオォ!!」
淡い光に包まれた魔人がハイテンションな雄叫びを上げる
「ウルkィ縺輔アッ!」
床に血を流す魔法少女が叫び返す
「お前もチョットは言葉ァ話せるようになったジャねェかァ!」
魔人は嬉しそうにそう叫ぶと助走を手に持つステッキを剣のように叩きつける
「クs繝�ッ!」
魔法少女が小さく声を漏らす
―――ドンッ
淡い光をまとった拳が魔法少女の腹にめり込んだ
魔法少女の付けたマスクから血があふれる
「コレは必要なギセイなんだ。すまねぇが歯ァ食いしばれよ」
魔人の緩んだ頬からそう言葉が漏れた
「――――あちゃー。こりゃヤバイですかね」
校舎の外から魔法少女たちの戦いを眺めていた男が呟く
「……私の魔法少女が、そう簡単に死ぬかいな」
男の隣で戦闘を眺めていた女はそうつぶやくと大きなため息を吐いた
「全く、イケナイ火遊びを覚えるとは後でお仕置きかねェ」
「……センパイのお仕置きって、あの子からしたらご褒美でしょ」
男の言葉に女の口角がグッと上がった
―――バチッバチバチッ
魔法少女の体が何度か発光する
「……ついに限界が来たかァ」
その様子に魔人は笑う
―――カランッ
魔法少女のマスクがはがれ落ち、変身が解除される
淡い光と共にあの男の姿が現れる
「やっぱり、お前だったか」
男の姿を見た魔人は嬉しそうに呟く
「これでスッキリぶち殺せるゼェエ!」
魔人のその言葉と同時にステッキが振り下ろされる
――――ドコッ
魔人が振り下ろしたステッキが男の肩にめり込む
「あ゛~~?頭を狙ったつもりだっt―――」
男は肩にめり込んだステッキを両手で握りしめると
「―――変身」
そうつぶやいた
男の言葉に応えるように肩にめり込んだステッキから光りがあふれ出す
その光は男にまとわりつくと男の肌を焼き尽くすように輝きを強めた
その様子に魔人はステッキから手を放し、殴りかかる
―――ドンッ
しかしその拳は変身中の男の腕に止められた
男はニヤッと笑うと口を開いた
「ヒーロー物の常識を知らねぇお前に教えてやンよ」
穴だらけの校舎に突風が吹きつける。粉状になったコンクリートが舞い上がり視界をふさぐ
視界が晴れると黒いゴスロリを着た魔法少女の笑顔が、
魔人の目に映った