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カニバリズム。さん
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#カントリーヒューマンズBL
いや〜、ちゃんとハマったよね笑
でもこれはロシア帝国さんの作品が少ないから結果的にこうなったのであって…
あ、どうもいれいらくです
ということで今回書くのは普露(プロイセン×ロシア帝国)ですね
正直そんな受け攻め決まってるもんじゃありませんが…
やっぱ片想いって良いですよね
想って想って、それが狂ってもいいし、それに苦しんでいるのもいいし…
幅が広くていいと思いますね(^^)
挙げた例では狂気にめっちゃ振ってますが、そんな年がら年中暗い話書いてる訳ではないですよ
今回のは甘酸っぱめな感じですからね!
両片想い…に近いかも?
ということで書いていきましょう!!
政治的意図、批判はございません
史実は一応、節々に感じれる程度です
旧国、BLありです
それではいってらっしゃい!
目の前に見えるのは見新しい黒い物体だ
…どうやらイギリスが造ったものらしく、自動で動く、という話は耳にした
今日は、その物体…汽車のお披露目会に来たんだ
一緒に乗らないかと誘われはしたけれど、それは断っておいた
だって目をキラキラと輝かせている君がいたから
本来は僕が振り回したいんだけどなぁ…
「ほら、行くよ」
そう言って、手を差し出すと、プロイセンはハッとしたように表情を引き締めた
…残念、手は繋いでくれなさそうだ
仕方がないから行き場を無くした手は、後ろに組んで、軽くプロイセンに微笑む
「はやく乗らないと乗り遅れちゃうかもね」
そうやって言うと、プロイセンは慌てたように汽車に駆けて行った
…楽しみなら、それでいいんだけど
ほんの少し寂しさを覚えては、何事も無いように虚ろに笑う
…知らないことを試すのは怖いからね
プロイセンのあとを追って、汽車の中に入っていく
ドアの縁をかがんで抜けて、広い車両についた
この汽車にはお偉い方だけが乗っているようで、人が少なかった
それでもプロイセンを見失ってしまって、ほんの少し不安になる
辺りを見渡して、特徴的な姿が見当たらなくて…
そんなところでくいくいと服の裾を掴まれた
ハッとしてその方を向くとプロイセンがいた
なんだ、一番前の席に座っていたのか…
完全に見落としていたな、なんて思って、少し気分が翳る
…君を想ってからはすぐにこんなことを起こす
…困ったものだよ、ほんとにさ
プロイセンの隣の席に座ろうと思うと、プロイセンは窓側に寄ってくれて、僕は通路側の席に座る
…外の景色を見たかったから、寄ったんだろうな
一瞬でも僕のためなんじゃないかなんて思ったことがバカらしく思えた
そんな自分を誤魔化すみたいに足を組んで、手すりで頬杖をつく
通路の向かいの席を見ると、イギリスと目が合った
イギリスは控えめに手を振ってきて、それに軽く手を振り返した
…勘違いされてるんだろうなぁ
そうは思いながらも、訂正するのもつっかかってくるだろうから、窓側を見る
外の景色にピントを合わせないで、ただプロイセンを眺める
まだ動かないことにつまらなくなってきたのか窓に目をやるのをやめて、ぼんやりと誰もいない向かいの席を眺める彼
その横顔を見れるだけで、胸が満たされる気がした
それをいつまで眺めただろうか
笛のような音がして、それに少しびくっと驚くプロイセンに笑みを浮かべる
「そんなことで驚くの?」
そう言って、より笑みを深めようとしたところで、外の景色に目がいった
ゆっくりと進んでいく、そんな景色
それが徐々に速くなっていって、馬車で見るような景色に、いやそれよりも速く景色が過ぎ去っていく
しかも人の手はいらないのだと言う
…これは驚いたな
目的地にまであっと言う間についてしまいそうな気がした
彼は随分とすごいものを造ってみせたものだ
乗ってみたら分かりますよ、なんて傲慢なセリフを吐くわけもよく分かる
…これは自国にすぐに取り入れるべきだ
彼から話をよく聞いておかなくては…
それをとりあえず頭の中で決めておいて、プロイセンの方を見る
窓にへばりついていて、それに少し笑ってしまう
窓を開けてやると、プロイセンは外に顔を出した
危ないとイギリスが言っていたような気がする
「気をつけなよ、そこから落ちたら大変そうだし」
そうやって言うと、プロイセンは大人しく顔を引っ込めてくれた
それでも外を眺めていて、中々顔が見えない
…なんだか胸がモヤモヤするなぁ
これが嫉妬というやつだろうか?
まさか自分がするなんて思わなかったけれど
…別に恋愛もそうだし、今更か
自分が思ってたよりも人間だっただけで、それ以下でもそれ以上でも無いんだろうな
そう思って、息をつく
するとチラリとプロイセンがこちらを見た
目が合うと、目を逸らしてきたけれど、スッと手を差し出してきた
それに困惑していると、プロイセンは僕の手を掴んできた
顔が見えないのが悔やまれるなぁ…
そうやって思いながら、プロイセンの手を握り返した
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