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コメント
2件
さいこうだわ
ISTPside
誰かと放課後なにかするというのは久しぶりだった。しかもクラスの中心のあいつ。1か月前の俺はこんなことになるなんて思ってもいなかっただろうな
ESTP「ISTPー!いこーぜ!」
「そんな大声で呼ばなくても…俺目立つの嫌だし……」
そもそもなんでそんなに元気なのか分からない。疲れないのか……?
ESTP「いいじゃん!早く行こーぜー!!」
「わかったから急かすなよ……」
ESTPに半ば急かされながら荷物をまとめて学校を出る準備をする
ESTP「ISTPどーする?ゲーセン?カラオケ?」
学校を出て駅の方に歩いていると聞かれた
「んじゃゲーセンいこ」
ESTP「りょーかい、え、てかISTPってゲーセン行くことあるん?」
「まぁ人並み程度には」
ESTP「えーイメージつかねー」
「まぁ人と行くことないしな」
ESTP「音ゲーとかすんの?それともクレーンゲーム?」
「クレーンゲームでぬいぐるみとってる」
ESTP「え、意外と可愛い」
「うるさ、いいだろ別に」
ESTP「今度ISTPの家行かせてよ」
「えーーー」
こんな感じで会話をしながら歩いてるとゲーセンに着いた。扉が開くとガヤガヤした音でゲーセンに来たって感じがする
ESTP「ISTPどれやんのー?」
「んー、どうしよ逆にやりたい台あんの?」
そこまで欲しいのなかったからESTPがやりたいの見ようと思った
ESTP「あ、俺このカー〇ィのぬいぐるみ欲しい!」
「おー、頑張れ」
何回かプレイしてる様子を見ると苦戦していた、まぁ1回くらいなら……そう思って1回だけやらせてもらうと取れた
ESTP「ISTPすげー!こんなでかいぬいぐるみ1回出とるのかよ!」
「ほら、欲しかったんだろ?やるよ」
ESTP「え、だってISTPが自分で100円いれて取ってただろ?俺が貰う訳には……」
「いいから」
俺はそういい強引に景品を押し付けた。嬉しそうに喜んでいたから良かった。
それから1時間くらい音ゲーやら色々して今日は遅くなったから帰ることにした。
ESTP「ISTPさ明日暇だったりする?」
明日はベットと一体化する予定が……なんて思いながら理由を聞いた。
「なんで?」
ESTP「今日俺ん家親居ないらしくて帰ってくるの明後日って言ってたから暇だし泊まりにこねーかなって思って」
「急だな……親に聞かねーとわかんね、」
そう思いダメ元で聞くとOKが貰えた。しかもなんか感動してたし
「いいってさ」
ESTP「まじ?!うれしー!!」
「そんなにかよw」
ESTP「当たり前だろw」
俺が泊まるだけなのにこんなに喜んでくれるやつは初めてだったから少し驚いた。まぁこいつといても悪い気はしないし少しだけ楽しみだった。
「俺に荷物取りに行かなきゃだから俺ん家寄る」
ESTP「おっけー!」
たわいもない話をしてると家に着いた
「ただいま母さん」
母「あらおかえり…後ろの子が友達?」
「そーだよ」
ESTP「ESTPって言います!よろしくお願いします!」
母「ISTPから学校の話とか友達の話聞かなかったからいないかと思ってたわ。優しそうな明るい子じゃない、良かったわね」
「うるせ、荷物取りに来ただけだし」
母「ESTP君ISTPの事よろしくね」
ESTP「はい!こちらこそ今日は俺ん家に泊まる許可くれてありがとうございます!」
母「あらあら、いいのよ〜ESTP君も今度うちに来てね」
ESTP「ありがとうございます!」
俺の母親とESTPが会話をしてた。思いのほか会話が弾んでいてESTPのコミュ力お化けに驚いた。
「ほら、必要なもの取ってきたから行くぞ、んじゃ母さん行ってくる」
母「行ってらっしゃい。あまり迷惑かけないようにね」
ESTP「お邪魔しましたー!」
俺らはESTPの家に向かった