テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ISTPside
「お邪魔します」
ESTP「っても今親いねーけどなw」
「一応言うべきだろ」
ESTP「律儀なやつw」
初めて友達の家に来た。遊ぶことなんてなかったし、ましてや泊まるだなんて……
ESTP「今日夕飯どーする?」
「ESTPの食べたいものでいいよ」
ESTP「OK」
そう言うとESTPはキッチンに向かって夕飯の支度を始めた。暇になった俺はリビングを見回すとひとつの写真が視界に入った
「ESTPー、これ小さい時のESTP?」
ESTP「あんま見んなよ〜恥ずかしい」
俺は驚いた。今のESTPとは真反対の大人しい男の子が写真に写っていた。こいつもこいつで苦労してんだなーなんてそう思って他のものも見てると30分ほどしてESTPが声をかけてきた
ESTP「できたぞ。味の保証はしないからな」
「ありがと、全部食うから平気」
いただきます。俺はそう言って作られた料理を食べた。とても美味しかった。
「ESTPって意外と何でもできるよな」
ESTP「まぁ俺だし?」
「ESTPのそれってキャラ?」
ずっと気になってたことを尋ねると一瞬箸が止まった。
ESTP「……なんで?」
「なんでって昔とだいぶ違うじゃん、てか他の奴らにも言われなかったの?」
ESTP「ISTPしか入れたことないからわかんね」
「え、意外」
ESTP「あんまいれたくねーもんw」
じゃあなんで俺いれたんだよ……なんて思いつつ言葉を返す
ESTP「ISTPは深く干渉してこないじゃん?めんどくないし」
「まぁそこまで興味無いし」
ESTP「だから割と居て楽なんだよねー」
「そうなのか」
そんな話をすると食べ終わった。
「ご馳走様でした」
ESTP「お粗末さまでした」
「洗い物くらいやる」
ESTP「大丈夫だってもう風呂湧いてるから先風呂はいって」
「わかった。色々ありがと」
俺はそう言い風呂に向かった。
ESTPside
誰かを家にいれるのは初めてだった。いれるつもり無かったし、過去の写真見られてなんか余計なこと言われそうだし。正直それってめんどくね?今の俺を見て欲しいのに、過去の俺は見なくていい
ISTP「風呂上がったぞ」
「OKー俺もちゃちゃっとはいってくるわ」
返事をして俺は風呂に向かった
風呂から上がると水が滴ってるISTPがいた
「お前髪くらい乾かせよ……」
ISTP「普段家でも乾かさないしドライヤーの場所わかんなかった」
「聞けよwww」
それはそう言ってドライヤーを持ってきてソファーまで誘導した
「熱かったら言えよ」
ブォォォォというドライヤーの音と共に髪を乾かしているとISTPがウトウトしてた
「眠い?」
ISTP「少しだけ」
「もうすぐで終わるから起きろ」
ISTP「ん」
無事髪の毛を乾かし終えた
「ほらこっち、」
俺はそう言ってISTPの手を引っ張って予め敷いてあった布団の方まで移動した。
コメント
2件
きたきたきたきた!!!!! 今日続きでる??