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おまえのいないせかいで
⚠︎
しねた
桃さん紫さんの恋人表現あり
いじめ表現あり
nmmn
ご本人様には一切関係ございません
nmmnですので表に公開しないようよろしくお願いします꒰ ᐡᴗ͈ ̫ ᴗ͈` ꒱
♯ 1
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
俺はあの日 肩を掴まれたから
今 生きてる
あのまま死にたかった
一緒 。 ずっと一緒が良かった
お前との約束
守れなかった。
でも最後の約束は 守れたか?
こんなくそみてえな世界だけど
俺は今幸せだよ。
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9月1日。
夏休みが終わりくそすぎる学校が始まった。
8月は終わった癖にまだ蝉が鳴いている。
1ヶ月間タンスにしまっていた制服に腕を通し
重たい鞄を持って 靴を履く。
「 いってらっしゃい 」
の声を無視して扉を開けた。
扉を開けた途端に 暑さが俺を襲う。
日光が眩しくて
できるだけ俯きながら学校へ向かった。
懐かしい教室へ入り俺の席につく。
俺の前の席には 真っ黒になった机があった。
机の中にも沢山のゴミが入っている。
いわゆるいじめ。
俺はそれを後ろから見ている事しか出来ない。
ほんと惨めな人間だ。
そんなことを考えていると
アイツが教室へ入ってきた
アイツが入った途端に教室は静まり返り
3人の男が笑いながらアイツに近ずいて行く。
痛々しい打撃音が聞こえ、
苦しそうな声、笑い声、
沢山の声が聞こえ始めた。
少ししてアイツが俺の席の前に座った。
アイツはさっきまでの暗い表情を
ころっと変えて俺に話しかけてくる
? 「おはよ!久しぶりだね」
i「久しぶり すち 」
コイツは すち
俺の唯一の友達
S「それにしても…
朝から酷いことされちゃったなー 笑」
S「えへへ…笑」
i 「えへへじゃねーだろ…
マジで無理すんなよ」
i 「キツかったら学校休めし 、」
S「そんなそんな笑 親も厳しいからねぇ…」
S「体調悪くないのに学校休むとか
絶対許されないよー笑 」
i 「ふーん …、」
いつもこの会話
毎日毎日こんなことをされて
なぜこのテンションでいられるんだ
いつかころっと自殺してしまいそうで
ずっと不安でいた。
多分こんなこと思ったのが
フラグだったんだと思う。
10月14日
すちが自殺した。
いきなりだった。
いつも通りの昨日だったのに。
次の日の早朝。
すちの親から俺への手紙を渡された。
恐る恐る手紙を開けて中身を読む。
「 いるまちゃんへ
いきなりでごめんね。
なんかもうほんとに辛くなっちゃって笑
こんな俺と友達になってくれて
本当にありがとう。
いるまちゃんが居なければ俺
もっと早くに死んじゃってたと思う!笑
いるまちゃんが居てくれたおかげで
何度も生きようと思えたし
この世界 ちょっとだけいい世界だなって
思えたよ。
俺が言えることじゃないんだけどさ
いい人ほど損するこの世界だけど
いるまちゃんには長生きして欲しいな!
こんな結果になっちゃってごめんね。
本当に大切で大好きな友達だったよ。
ありがとう。
また出逢えたら その時は幸せになろうね。
今までありがとう。
すちより」
ばかみてえに泣きながら読んだ。
何謝ってんだよ
何先に死んでんだよ
ふざけんじゃねえよ 。
意味わかんねえよ 。
時間を忘れてずっと泣いていた。
今日も変わらず学校はある。
泣いて腫れた目を擦って
学校へ向かった。
教室へ入ると
誰1人泣いてなんか、
悲しんでなんかいなかった。
なんならみんな笑っていた。
「やっとか」とか「遅すぎ」とか
くそみてぇな言葉をつらつら並べていた。
すごくムカついた。
コイツらと同じ人間だなんて
思いたく無かった。
ムカついて 悔しくて 悲しくて 苦しくて
クソ野郎を本気で殴った
勝手に体が動いていた。
周りが静まり返った。
もう止まれなくって何度も何度も殴った。
打撃音だけが教室に響き渡った。
チャイムが鳴って
やっと正常になった。
血が着いた拳を服で拭いて席に着いた。
教師はこんな現場もう慣れていて
傷まみれの生徒を無視しHRを始めた。
この日からターゲットは俺に変更された。
なんとも思わなかった。
大切な人を奪われたこの憎しみに
勝つものなんて何も無かった。
殴られてもあまり反応をしない俺に飽きたのか
最近では他人に迷惑のかかることを
命令してくるようになった。
ある日
「2組の前髪ピンクの奴に嘘コクしてこい」
と言われた。
逆らえば何をされるか分からないし、
相手には申し訳ないが
次の日に実行することにした
次の日の朝、2組の教室へ行き
前髪ピンクを探した。
前髪ピンクなだけあってすごくわかりやすくて
すぐに見つかった。
女だと思っていたが男らしい。
まあどちらでも良かったが。
前髪ピンクを呼ぼうと思うが名前を知らない為
無言で教室に入り
前髪ピンクの腕を引っ張り
アイツらに指定された体育館裏へと向かう。
前髪ピンクはずっと 「あの…」
と声をかけているが
全て無視して体育館裏へと引っ張る。
体育館裏につき、
前髪ピンクの目の前に立った。
そしてなんの愛も籠ってない愛を言葉にした。
「俺と付き合ってください。」
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誰も待ってないのに更新するのは悲しいので
誰が次を待っていてくれたら更新します♡
ゆっくり押してくれるとはぴです🎶🎀
それでは꒰ ᐡᴗ͈ ̫ ᴗ͈` ꒱♡