テラーノベル
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1日目、2日目の説明と見学&体験が終わり結構ハードだったスケジュールだったこともあり生徒達は休憩所として用意された部屋でぐったりとした
「これ…明日もなの…?」
京夜が絞り出すようにして言った言葉はその時全員思っていたことだった
このあと各自入浴して就寝だけだがしばらく動けそうにもなかった
すると扉が開いた
「迅くん頼まれてた資料だけ、ど あれ?」
皇后崎の名前を呼びながら入ってきたのは緑髪の眼鏡をかけた優男風の男だった
じっと観察するようにこちらを見てあぁ!と呟き
「君たちもしかして四季くんの生徒かい?」
口を開く元気はないので首を縦に動かして答えた
「そっか君たちが… とりあえずその様子で見ると見学と体験疲れってとこかな?」
図星であったため生徒たちはそれぞれ視線を反らした
「図星みたいですね まぁそういうものなので気にすることないですよ」
「えっと…お兄さんは…」
「あ、自己紹介が遅れました 練馬区偵察部隊隊長 遊摺部従児です」
ニコリと笑い言い放った所でもう一度ドアが開く音がした
「やっぱここか」
「わりぃ!従児!伝達が通ってなかった」
そう言って入ってきたのは皇后崎と矢颪だった
「やっぱそうでしたか けど仕方がないですよ今どの隊も次の任務のことで忙しいですから」
遊摺部は座っていた椅子から立ち上がり皇后崎達の方に向いた
「これ頼まれていた資料です 情報はしっかりと載っているので十分なはずですよ」
「助かる」
「いえいえ これが仕事ですから それよりあの子たちのスケジュール大変そうですね」
「仕方ねぇ四季がやれってんだ 最初はもっとハードだったぞ」
「四季くんらしいですね 相変らず優しい」
その言葉を聞いて生徒たちは耳を疑った
先生が優しい…?
この瀕死の状態を見て?
あの無表情で余計な会話をしないあの人が?
疲れた頭に混乱に混乱を招く情報を入れられて脳キャパは限界だった
その混乱を招いている情報を少しでも減らすために無陀野が口を開いた
「一ノ瀬先生は優しいのですか」
その言葉を聞いた3人は振り返り顔を見合わせ何か納得したような顔をした
「とても優しいですよ四季くんは」
遊摺部は少し笑いながらけど何処か遠くを見るような目でそうつぶやいた
「俺らには全くそうは見えねぇんだかな」
少し皮肉めに吐き出すように言った淀川の言葉に全員が頷いた
「確かに今の状態のあいつを見て優しいと思う奴なんて居ねぇだろうな けどあいつは超がつくほどのお人好しで人のことを誰よりも大切に思えるやつなんだよ」
「単細胞バカだけどな」
「迅くん一言多いですよ誰よりも四季くんのことが」
「黙れ」
「迅…照れ隠しで従児に当たるなよ ノールックで腹パンは流石にやべぇ やりすぎだろ」
「こいつが余計なことを話そうとするのが悪い あと照れてねぇ」
「図星なのを隠したいだけだですよね…」
「けど、俺らもここ何年も見れてねぇんだ あいつ本来の性格も笑顔もな」
「ですね、」
「…」
「え、どういうことですか?皆さんに接している態度が本来の姿ではないということですか?」
今日は何故か情報量が多い
お陰で余計頭が痛くなってきた
「違うことはねぇけど俺らが元々知っているあいつを見れてねぇってことだ」
「四季くんはお世辞抜きで太陽のように笑う人なんです そして考えるよりも先に体が動いてそして真っ直ぐで優しい人なんです」
「なんでそうじゃなくなったんですか?」
そう言うと3人は表情こそ変えなかったが雰囲気が少し哀愁と怒りと憂いと後悔が混ざったような雰囲気をまとった
「いろいろあって今のあいつになった 詳しい心情はあいつしか分からねぇ」
「そう、ですか」
元々遠かった担任の存在がもっと遠くなったような気がした
遊摺部従児
四季と同期
練馬区偵察部隊隊長
四季より2cm高い(四季は睨んだ)
四季のことを大事で大切に思ってる
成長するごとに変態性は隠されていったが中身は相変わらず
遊摺部曰く リア充滅べ
29
そーあ
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コメント
12件

相変わらずだな遊摺部笑笑てか最後の一言リア充滅べなのめっちゃ好き笑
照れ隠しで遊摺部に当たる皇后崎好きだな、可愛すぎ🤦🏻♀️💗 四季くんの過去、気になる……🤔💭
