あぁ、最悪だ。
夜明けと共に現れたのは、大っ嫌いなはずなのに、、、大っ嫌いに、なれない人。
太宰:こんな所でどうしたの?
“中也”
〜これに至るまでの中也視点出来事〜
仕事終わり。
中也:っあぁーー!終わったぁ〜
この日はバイクや車ではなく歩いて仕事にやってきた中也。もちろん帰りも歩きだ。
ゾクッ
なにか背中に冷たいものが走ったような気がした。驚いて立ち止まると誰かか耳元でこう言った
太宰を頼む。
理解が追いつかないながらも、後ろを振り返ると一瞬だけ。赤みがかった髪をした男性が一人、寂しげに笑うのが見えた気がした。
体が勝手に動いた。走り続けていた。
行先は着いてからわかった、川の見える公園。
まさかな。とは思いつつ辺りを見回すと
見覚えのある、砂色のコートを着た人物が目入った。
太宰!!
振り返った時の顔は、笑っているにも関わらずくしゃくしゃで、寂しそうに見えた。
〜続きに戻ります〜
太宰:うわ、最悪。
中也:あ、あぁ!そうだな。
太宰:珍しいね!あの中也が返してこないなんて笑
中也:太宰、、、なんかあったのか?
太宰:!?っ
太宰:い、嫌だなぁ。何も無いよ!
中也:、、、そうか
太宰:だからもうかえっt?
太宰の腕を掴んで引っ張る
太宰:私をポートマフィアに連れ戻す気?
中也:、、、お前探偵社でなんかあったんだろ?
太宰:君、いつからそんなに勘が鋭くなったんだい?
中也:相棒ならこれくらい当然だろ?
太宰:「、、、相棒ね。」
中也:ボスに連絡はとってある。まずはゆっくり休め。
太宰:!!、このおひとよし!
太宰の頭の中に、ふと夢のことが頭に浮かぶ。
お前なんか最初っから
“相棒”じゃねぇ
太宰:、、、 苦しい程の、優しさ。か、
「ごめんよ、”相棒”」
カリッ
パタッ
中也:おい、、?太宰?
太宰!!
気づけなかった。まさか先に口の中に薬を含んでいたとは。
中也:おいおい、、嘘だろ?
中也:太宰に死なれたら、俺はもう、、、
生きる意味が分からなくなっちまうじゃあねぇか、、、
中也:はぁ、ったく
重力操作!
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ごめん、だいぶ短かったよね💦
お詫びにみんなにいい事を教えよう!
中也は太宰を運ぶ時、お姫様抱っこして走ったらしいよ〜(しかも重力操作で急ぎながら、なるべく揺れないように)
優しさだよね(´;ω;`)
それでは!次回もお楽しみに〜
目標⇒♡×50