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お久しぶりです。
久しぶりに書こうと思いまして。
注意書きは1話にて。
※追加で年齢詐称・身長詐称あります。
小学校時代、1年生の時だけ平和に過ごした俺は、残りの5年間、再発した母親からの暴言や暴力をお父さんには何も言わず、1人で耐えた。
そしてその生活は中学でも続いた。
中学には俺が幼稚園の時に母親から暴言や暴力を浴びていると親から聞いた人たちも沢山いた。
そして、今でもずっと続いていると知っている人たちだ。
そうすると何が起こるかと言うと
「猫宮親に暴言浴びせられて、暴力まで振るわれてるんだって」
「いふくんは親に愛されてない可哀想な子」
「いふくんと仲良くした子もいふくんと同じ目に遭わされるんだって」
「猫宮と仲良くしない方がいいぞ」
などと言う、根も葉もない噂が出回り、俺は誰にも話しかけて貰えず、友達もできず孤立していた。
正確には暴言や暴力を浴びせられていたのは事実。
そして愛されていないのも事実。
だけど、俺は今まで友達ができたことがない。
だから仲良くした子が俺と同じ目に遭うなんて事実無根なのだ。
だって友達が1人もできたことの無い俺にはそんな事起こるわけがないんだから。
そんなふうに中学でも友達のできない生活を3年間送り、俺は高校生になった。
高校では上手くやれると思っていた。
偏差値の高い、同じ中学の人があまりいない所を選んだから。
でも、そんなこと無かった。
高校ではいじめられた。
ある日の放課後、俺は屋上に来ていた。
理由は自殺する為。
俺はフェンス前で靴を脱ぎかけた時、青い髪の子に声をかけてしまった。
「なぁ、辞めえや」
口をついて出ただけで、本当はどうでもよかった。
やけど、先を越されるのが何となく、何となくやけど癪やった。
「ここでは上手くやれると思っとった、やけど、そんなことあらへんかった」
青い髪の子はどっかで聞いたようなことを言った。
ふざけんな、そんなことくらいで俺の先を越そうだなんて…欲しい物が手に入らんだけで…奪われたことすら無いくせに…
俺は何も言えず、ただ、そう思った。
「話したら楽になった」
何も言えなかった俺に対して、その青い髪の子は消えてった。
別の日、俺はまた屋上に来ていた。
「今日こそは…」
そう思ってフェンス前で靴を脱ぎかけた時、
そこに背の低い男の子がおって、俺はまた声をかけてしまった。
「…無視されて、奪われて…あそこには僕の居場所がないんだ…」
背の低い子はクラスでの孤独を語った。
ふざけんな、そんなことくらいで俺の先を越そうだなんて…
そう思った。だけど、今度はちゃんと言わなきゃ、そうとも思った。
「それでも、うちでは愛されて暖かいご飯もあるんやろ?」
そう問いかけた。
「お腹がすいた」
そう泣きながら言って背の低い子は消えてった。
そうやって俺は自分自身の痛みを誰にも言うことが出来ず、何人にも声をかけ、追い返す日々を送っていた。
そんな時、初めて見つけたんや。
何人目かに会ったんや、。
青いカーディガンを着た、似たような悩みの子に。
「うちに帰る度に増え続ける痣を消し去ってしまうためにここに来たんや」
そう言った。
口をついて出ただけやった、。
本当はどうでもよかった。
「なぁ、辞めてや…」
思ってもいない事やったけど、でも声をかけてしまった。
「どないしよ…この子は止められへん…俺には…止める資格がない…」
そう思った。だけど…
「…それでも…ここからは消えてや…君を見ていると苦しいんや…」
何とか途切れ途切れでそう伝えた。
すると、
「…じゃあ今日は辞めとくな…、」
そう言って目を伏せたまま消えてった、。
それから1週間後、俺はまた屋上に来ていた。
俺は辺りを見回し、誰もおらず、俺1人だけなことを確認した。
誰にも邪魔されない
邪魔してはくれない
カーディガンは脱いで
青い髪で
背の低いまろは飛んだ
怖かった、。
でも、地面に打ち付けられる時には恐怖で意識は遠くなり始めていた。
俺の体が地面に打ち付けられる鈍い音が鳴り響いた。
???「…ねぇ、あそこ誰か倒れてない、?」
???「え~?どこ~?」
???「あそこだって!」
???「ほんまや!よく気づいたな?」
???「いや…結構おっきい音もしてたし…」
???「ちょっと待って…あの人なんか変じゃない…?」
???「変?」
???「いや…なんか一切動かないって言うか…」
???「、!お前ら急ぐで!」
???「えっ!?ちょっ、急に走らないでよ!」
???「待ってぇぇ!!!」
???「待ってられるかいな!はよせんと…あの人…死んでまうかもしれん!」
???「!?」
???「…急ごう…!」
???「うん!」
今回はここまで、!割と長く書いたつもりなんですけど…どうでした…?
最後に出てきた人達は一体誰なんでしょうか?
またしばらく期間空くかもしれませんが自分のペースでのんびり投稿していきます!
いいね・コメントくれると飛んで喜びます!
それではおつ結莉!