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桜は、散り一面桃色だった世界は段々緑色へと変わっていった
肌寒さもなくなり、長袖で過ごしのが心地よくなる季節になった
_5月
今月は、校外学習がある。私たち学年は水族館に行くらしい
クラスになれてきて、私にも話せる人ができた。
そして、中学校時代は想像もしていなかったが、このクラスの前期学年委員になった。
5月に入ってからは一気に忙しく、友達とも話せず、先生とも話せず、只々委員同士で集まり、話し合い、解散するだけで休み時間は終わっていた
各係の打ち合わせ、出発式などの準備などこの委員会に入ったことを後悔するぐらいには忙しくなってしまった。
教室の鍵を持ち、扉を開ける
ここに入ったのは私が1番で他にはまだ誰も来ていない。席替えをしたので間違えないよう意識して自分の席に座る
今日も朝に先生のところに行かなければならない。柳原先生だったら気分上がったのに
生憎、私が選んだところは先生の担当ではなかった
時計を見る、長針は10と11の間を指していた。集合は55分だ。
「おはようございまーす」
声が聞こえる。聞き覚えのある声
顔を向けると、居たのは柳原先生だった
「おはようございます」
「今日も、校外学習のことやんの?」
「はい」
「そっか、頑張って」
軽く会釈し、教室を出た。急がなければ間に合わない
何事もなく無事に話し合いが終わった
気づけばもう昼休みになっていて、日記帳も手元に返っていた。今日は何を書いたんだっけ、あぁそうだ。委員会のことを書いたんだ。
改めて自分のを読んで、先生の返事を呼んだ
“校外学習が近づいてきました。最近はほぼ全ての休み時間が話し合いで潰れています。(笑)これからも頑張ります”
“学年委員会大変そう……頑張って下さい!なにか困ったら言ってね。”
この一言で、これからも頑張れる。先生みたいに、自分が発した言葉で誰かを元気づけられたら……なんて考えてしまう自分もいた。先生に、憧れた。生徒を大切にしてくれる先生に、優しい先生に、私は憧れた。
当日になった
学年で集まり、点呼をする
バスに乗りこみ、全員がいるかを確認する
手指消毒を呼びかける
色んな仕事があった。無事に私たちは水族館についた
最初に目に入ったのは、入口前にある大きなジンベエザメの模型。迫力が凄い
そこの前で各クラス写真を取ることにした。カメラマンさんがいるらしい
何故か先生も後ろで撮ってるけど、、、笑
1組、2組と順に写真を撮る
先生が、うちのクラスと話す
その間に3組が撮られている
「先生、3組のは撮らなくていいんですか?」
「あー!やばいやばい!とんなきゃ!」
慌ててカメラを持ち、写真を撮る姿はとても可愛かった。いつもはしっかりしてるのにところどころ抜けている笑 5組まで、写真を撮ってもらった
いよいよ、水族館に入った