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〔 読み切り 〕
・フィクション
・mzyb(d!)様出て来ます
・ご本人様には関係ありません
・エセ関西弁
・口調迷子
・nmmn
shp(,zm)主
自衛して下さい
コメ欄では伏字をお願いします。
⬛︎⬛︎⬛︎を探して。
shp
「…⬛︎⬛︎⬛︎さん、
何処に居るんですか…、。」
行方不明の⬛︎⬛︎⬛︎さん。
もう5年も経っているのに、
行方の手掛かりは一切ない。
shp
「…俺の事、
忘れちゃったんすか…、?」
何故、俺の前から姿を消したのか。
今、何処に居るのか。
そんな事すら分からない。
shp
「、早く、
帰って来て下さいね…。」
⬛︎⬛︎⬛︎さんを探す旅に
出る事にした。
待ってるだけじゃ、
⬛︎⬛︎⬛︎さんは帰って来ない。
だから、
俺が探す事にした。
⬛︎⬛︎⬛︎さんを探す旅に出てから、
1年の月日が経った。
まだ、
⬛︎⬛︎⬛︎さんは見つからない。
旅に出てから2年。
未だ、
⬛︎⬛︎⬛︎さんの行方の
手掛かりはない。
旅に出て3年。
一度故郷に戻ってみる事にした。
もしかしたら、
⬛︎⬛︎⬛︎さんはもう故郷に
戻っているかもしれない。
…居ったらええな、。
故郷には、
誰も居なかった。
再び、旅に出た。
旅を始めて4年。
大陸の大半の国には行った。
⬛︎⬛︎⬛︎さんは見つからない。
故郷を旅立って5年。
⬛︎⬛︎⬛︎さん、
何処に居るんですか。
俺の、大切な人。
何時か、また会いたい。
6年。
再び、
故郷に戻る事にした。
今度こそ、
⬛︎⬛︎⬛︎さんは帰ってるかな、。
故郷へ戻る道中、
情報集めの為に寄った宝石店。
情報は、
何も得られなかった。
けど、
何故か目に留まった、
一つのペンダント。
綺麗な緑色の石が
取り付けられているだけの、
大して高価でもないペンダント。
何故か、
大切な気がした。
近寄って、
手に取って、
そのペンダントをちゃんと見た。
店員
「気に入られましたか?」
shp
「ぁ、…いえ、
何でもないです。」
いきなり声を
かけられた事に驚いて、
咄嗟にペンダントを
元の場所へ戻した。
もう一度、
ペンダントを見てみた。
知らないはずなのに、
何故か
見覚えがあるような気がして、
気味が悪かった。
もう何処にも寄らず、
故郷へ戻った。
やっぱり、
故郷には誰も居なかった。
もう一度、
一から探そう。
⬛︎⬛︎⬛︎
「なぁshp君、。
何時になったら、起きるんや…、」
11年前。
仕事をしていた。
夕方には、
shp君に会う予定もあった。
楽しみだった。
恋人という訳ではないが、
大切な人だった。
心なしか、
嫌な予感がして、
胸元のペンダントを握った。
理解が出来なかった。
shp君に会いに行って、
それなのに、
「事故に遭われました」
そんな事を告げられた。
信じられるはずがない。
そんな訳ないと、
shp君に笑って否定して欲しくて、
shp君の元へ急いだ。
そこに居たのは、
全身に包帯を巻いて眠っている、
shp君の姿だった。
医者から告げられた。
命に別状はないが、
何時起きるか分からない。
そして、
目が覚めても、
記憶喪失の可能性があるとの事。
信じたくなかった。
何かの間違いである事を祈った。
夢であって欲しかった。
現実は非情だった。
それから毎日、
shp君の元へ通った。
何時起きるか分からないから。
出来るだけ、
shp君の側に居たかったから。
あの日から11年。
未だに、
shp君は起きない。
ただ、
規則正しい寝息を
立ててるだけ。
shp君の身体は、
もう以前とは比べものにならない程、
細くなっている。
⬛︎⬛︎⬛︎
「…shp君、
…何時になったら起きるん…」
その日も、
shp君の元へ来ていた。
何時もと変わらず、
寝ているshp君。
ただ、何故か、
その日は何時にも増して、
病室はうるさかった。
『 大切な人だった 』
fin.
コメント
1件
もしかして……ラストshp君しんだり… うるさいってのは◾︎◾︎◾︎の心音だったりします…?