Matt「………嘘でしょ………?」
医者「…」
Matt「ねぇ…なんとか言ってよ…」
医者「残念ですが……
Mattさんの残りの寿命が一年です」
急にいつも通わせてもらっている医者からこんな事を告げられた。僕は、
Matt「で、でも治る事例とかはあるんだよね…?ほら、過去にも治った人とかいたんでしょ?」
医者「……」
そう言うと医者は無言で、僕に背中を向け帰るように促された様に感じた。
Matt「……はぁ…」
僕は溜息をつき、寝っ転がる。
自分はこんなにもピンピンしているのに、一年後にはあの世行きなんて信じられない。
???「おい」
Matt「ん?誰?」
振り返ると、
Tom「Matt」
Matt「Tim!!」
僕の友人、Timがいた。
Tom「なんかお前元気なさそうだから話しかけてみた。なんかあったか?」
Matt「え…?……いや…特に何も!!」
Tom「…そうか」
彼はツンデレだがなんやかんや言って優しいのだ。様子が違うと話しかけてくれる。
Matt「じゃあ!!またねTim!!!」
Tom「…嗚呼。あと俺はTomな」
Matt「お腹減ったなぁ」
あれから一時間後、僕の腹の虫が鳴いていた。てか、余命一年と言われても未だにまだしっくり来ない。まぁ生活も変わらないし、薬も処方されなかったからね。
Edd「Matt」
Matt「Edd!!」
僕はEddに密かに好意を寄せている。だからEddの名前だけは必ず間違えないで呼ぶ。
Edd「今度一緒にさ、ドライブ行こうよ」
Matt「ドライブ?…まぁいいけど」
珍しい。あまり彼からはドライブの誘いなど滅多に無いのだ。これはもしかして………いや流石に自意識過剰過ぎるな僕()
Edd「じゃあ、来週の火曜ね!!」
Matt「わかった!!」
来週の火曜か……楽しみだなぁ。
僕は自室に戻り、カレンダーに印をつけた。
Matt「来週の火曜…早く来ないかなぁ…」
僕はわくわくとした気持ちでベッドに入り、就寝した。
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コメント
13件
900にしといた
すんごい楽しみ(((o(*゚▽゚*)o)))
続きが楽しみです!! (なんか今日mattの作品多いですね 私は運がいいんでしょうか(((私も書きまs((👊)