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その赤黒い触手は、他の触手と違い先端部が奇妙な太さと形をしていた。
例えるならばそう・・・人間の男の性器のような、そんな形。
「ひっ!」
その太さ・形・色を見たオーターの口から短い悲鳴が上がる。
すると、オーターを拘束している触手の一本がニュルルと額に伸びてきてピタッと触れ、世界樹がまた話しかけてきた。
『オーター、怖がる必要はない。これは私と君が一つになるために必要な物だ。』
「必要な・・・物。」
『そうだ。しかし、困ったな。君が怖がっていては儀式を続けられない。その今君が感じている「恐怖」という感情を吸い取ってしまおうか。』
世界樹がそう言うと、オーターの額に触れていた触手がプスっと刺さり、何かを吸い込みはじめた。
「ああああああ!ぁ・・・ぁ。」
最初は悲鳴を上げていたオーターだったが、徐々に悲鳴が小さくなっていった。
そして悲鳴が聞こえなくなった頃、刺さっていた触手がスポッと抜けていった。
『ほら・・・もうこれで問題はない。君はただ私に身を委ねていればそれで良い。分かったね?』
「・・・はい、世界樹様。」
『いい子だ。さあ、儀式を続けよう。』
「はい。」
世界樹曰く「恐怖」という感情を吸い取られたオーターの瞳は、ガラス玉のように虚ろになっていた。
オーターが言われた通り全身の力を抜くと、両足を開かせていた触手が更にグイッと限界まで両足を開かせる。
愛液に濡れた秘部が露わになり、中にオスを誘っているかのようにヒクヒクとしていた。