『綺麗なピンク色だ。驚いた、君は中まで美しいんだね。』
 ズル、ズル、ズル、ズルン。
 赤黒い触手がゆっくりとオーターのヒクヒクして愛液で潤った秘部へと押し当てられる。
そのまま中に・・・とはいかず焦らすようにスリスリと擦り付けられ、その度に表面をヌルヌルと滑ってなかなか中には入らない。
 「ふ・・・・ぁ・・・ん。」
 赤黒い触手のその焦らすような動きにオーターは、甘い吐息をこぼしながら『早く中を満たして』とばかりにその動きに合わせて腰をカクカクと小さく揺らしだす。
 『腰を揺らしたりして。そんなに私のこれが待ちきれないのかい?』
「あっ・・・ごめ、なさ。」
『謝る必要はない。愛らしいな君は。』
「ああ!」
 ズブ、ズッ、ズッ、ズッ。
 愛液で濡れた秘部の表面を滑っていた赤黒い触手が、ピンク色の肉壁を押し開きながら中へ入っていく。
 「あう・・・あっ・・・あっ・・・あん。」
 奥へ奥へと遠慮なしに侵入してくる赤黒い触手にオーターは、艶やかな嬌声を上げる。
 『良い声だ。もう少しで全部入るよ。』
 世界樹の言う通り、オーターの中はそうなる事が初めから決まっていたかのように赤黒い触手をすんなりと受け入れ、先端部の半分を収め残すところあと数センチだった。
そしてついに、
 ズプン!
 「んああ!」
 赤黒い触手の先端部の全てをその身体に受け入れたのだった。
 
 
 
 
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