TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する





「おはよー」



「おはようございます、先輩」



「土曜日、本当ごめんね。これ、ビアガーデン代」



「だから。要らんって言うてるやないですか」



「ダメだよ。現金持ってないくせに、堂々と店リクエストしたなんて、私……耐えられない」



「最近、スマホ1台あれば買い物も出来るもんなぁ」



「じゃ、机置いとくね」



「まってまってまって。ほんまに要らんって」



「大丈夫だよ。これでも先輩だから、私」



「いや、大丈夫の意味わからんし。

……先輩が、どうしても渡したいて言うんならこうしましょう」



「何?

その言い出し方、嫌な予感するんだよなぁ」



「今日、俺と晩御飯いこ」



「思ったより、普通の提案だった」



「え。普通なんや。

これくらい、言うてもよかったんや」



「毎週はムリだけどねー」



「あー。早よ仕事終わらんかなぁ」



「まだ始まってもないよ」



「あ、来月のお知らせ来てましたよ。

体育館借りて、[バドミントン]やって」



「げ………………来月のイベントは、お休みでもいい?」



「なんで?全然ダメやけど。苦手なんすか」



「スポーツ、コワイ」



「うっわー、楽しみ。ラケット空振りする姿」



「ほんと、人としてどうかしてる」



「あ。俺、今日朝礼当番。いってきまーす」



「……いってらっしゃーい」





君がいなけりゃ、意味がない

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

44

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚