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第五話
「夜の空」
神喰いが出て、元の世界に戻り、倒して帰ってきて、あの日のことを思い出し、隠してたつもり
の表情が表に出ていたようで、ボスキに怪しまれてしまった
「主様」
「ん?」
「気分転換に夜空見に行こうぜ」
「ちょうどいい場所、前に見つけたんだ」
「お、いいじゃん、行こ」
ボスキの提案で、夜空を見に行くことになった
「ここ?」
「あぁ、ここだ」
「日中でも十分綺麗なんだが、夜になると綺麗な夜空も加わってさらに綺麗になるんだよ」
「…そうなんだ…」
「ここは草も柔らかいからな、寝っ転がったりすると心地がいい」
「確かに、柔らかいね」
寝転がってみて、夜空を見上げる
「綺麗だなぁ…」
「だろ?」
「…今日、満月だったんだ」
「ん?…あぁ、そうだな」
「…」
「ボスキ」
「ん?」
「月が綺麗ですね」
「…?…そうだな」
(この世界では通じないか…)
「ックシュン」
「!…そろそろ戻るか」
「ぁ…うん、そうだね」
その日は俺が寒くてくしゃみをしたから風を引く前に屋敷に戻る、もっとこの夜空を見ていたかったが、ボスキが「また来ればいい」と言うので大人しく屋敷に戻る