テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私立合格勝ち取ってきた
御本人様に関係ない
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈nk視点
kn「まずはスマイル治そ。そしたらみんなのこと回復してくれるはず。」
「あ、うん…」
さっきのきりやんの言葉が脳にこびりついて剥がれない。
きんときが勇者じゃない?
なんで?
でも、きんときもその話をやめさせようとしてた。
なら、本当に……?
kn「うわこいつ口開かねぇ〜、nakamu、こじ開けてくれない?」
「うん、」
溶けた手で気絶しているスマイルの口を無理やり開ければ、きんときがポーションを飲ませる。
sm「…?!、ガボッ、げほっ、かひゅっ、」
「おきた」
sm「…お前ら殺す気かよっ、……げほッ、喉が、」
kn「回復ポーションだよ。背中、大丈夫?」
sm「…あぁ、ひとまず………なにがあった?」
「…」
kn「…」
沈黙が続く。
俺もきんときも、現実を受け入れたくなかった。
kn「…きりやんが、魔王で……俺らを倒しにきた。…それでこの通りみんな瀕死。」
sm「…まじか、…nakamuがめっちゃ溶けてんのもそれが原因?」
「これは俺が自滅覚悟でBroooockにやんの本全部燃やさせた」
sm「…やめろよそういうやり方は、」
「…ごめん」
sm「Broooockが巻き戻し魔法使えるはずだから。とりあえずみんな起こすよ?」
kn「お願い。」
sm「இ」
スマイルが自己魔法の呪文を唱えれば、二人も目が覚める。
shk「…ぃ゛っ、てぇ〜、」
br「…!!スマイルっ!」
sm「うわっ、ゆっくり治療してんだから来んな!」
Broooockはすぐにスマイルに抱きつく。シャークんも、眠そうでいつも通りだ。
俺ときんときはさっきのこともあり無言だ。
治療が済み、brが俺を治してくれる。
br「БГЧЭ」
「おー!!体が元通りだ!」
shk「小っちゃくなるとかもないんだ」
「俺も体積なくなるかなって思った。巻き戻しだからないんだね」
br「この魔法めっちゃ使ってて良かった〜!」
sm「使い方がちゃんとしてんのは今回が初めてだけどな?」
br「なんのことかなぁ」
みんながまた、ほのぼのとした雰囲気になる。
でも、勇者……きんときだけはずっと無言だった。
shk「…てか、俺ら負けたんだよな?」
「…うん。俺ときんときはギリ生きてて…きんときがテレポートしてここに居る。」
sm「…きんとき?」
kn「……ん、なに?」
sm「いや、さっきからなんも喋ってないから」
kn「ごめん、考え事してた」
br「考え事?」
kn「…うん」
「……きんとき、さっききりやんが言ってたこと、聞いてもいい?」
kn「………そうだよね。言わないとだよね、」
shk「なに?なんか隠してんの?」
「…勇者じゃないって、どういうこと?」
sm「……は?」
br「え?」
shk「…いやっ、は?」
3人とも、困惑する。
そりゃそうだよな。俺もそうだもん。
でも、聞かなきゃ。
kn「……そうだよ。きりやんが言ってた通り、俺は勇者じゃない。……今から言う話、全部聞いてくれる?」
「うん。聞く。全部、聞いてあげる。」
kn「……俺はね、ずっとみんなを騙してた。…そうだね、俺は、マジアをずっと変えたかったんだ。……あそこがクソみたいなのは、ずっと勇者の剣があるからだと思ってた。だから、ほんの少し試したかっただけなんだよ。」
kn「勇者の剣を、石っころに変えたんだ。俺だけの、この魔法を使って。びっくりしたよ。勇者の剣は勇者以外どんなこともできないって言われてたから。今まで大人たちも自分の魔法を使って抜こうとしてたから、なんも出来ないと思ってたから。それで、勇者の剣も生成出来んのかなって……試して、この通りできちゃってさ、……町を出る理由になると思ったんだ。魔王を倒しに行きますって言ったらここから出られると思って。でも違うってすぐ気づいた。記事に出たんだよ。剣が消えたって。そこに書いてあったものわかる?『勇者を見つけた者には賞金を!』だよ?みんな、金のために俺を探した。それがやだったんだ。だから…逃げた。逃げた言い訳で、魔王を倒すって言ってたんだよ。俺。みんなを巻き込んで、俺は逃げたんだよ。」
みんな、無言できんときの話を聞いていた。
1人の大切な友人の心の叫びを、静かに。
kn「…信じられない?……1回ね、バレそうになったんだよ。スマイル、可視化、してくれる?」
sm「…ξγι」
その瞬間、あの時、魔法の練習をした時のように魔法が見えてきた。
あの時のように、綺麗だった。
kn「…ほら、俺の剣見てみ?青く見えるでしょ?」
きんときは、剣を前に出してくる。
それは、綺麗な青色だった。
…本当に、そうなのか?
「…きんときは、本当に勇者だよ。」
kn「…なんで?これ、見えてるでしょ?」
「違う、言ったじゃん。『勇者以外どんなこともできない』って。なら、なんできんときは石にできたの?なんで、作れたの?」
kn「…それは、たまたまで、」
「たまたまじゃないよ、きんときが勇者だから、出来たんだよ。」
kn「ちがうよ、だって、」
「ちがくない。……てか、俺らにとっての勇者はきんときだもん。ねぇ、みんな」
sm「…まぁ、俺らは勇者じゃなくても別に、」
br「こっちはきんときに着いてきたんだし」
shk「遊べて楽しかったし」
「…ほら、だってよ?きんとき」
kn「…みんな、馬鹿じゃん、……ずっと、騙してんだよ?勇者だって言って……巻き込んで!」
「いや、楽しいし。俺らがこうやってまた集まれたのはきんときのおかげだよ?」
「なら魔王倒して本当の勇者になろうよ。」
kn「…っ、ほんとばかだよっ、」
少年は、泣き出してしまう。
ずっと、隠していた罪を許されたから。
それでも、一緒にいてくれるとわかったから。
仲間たちは、彼を暖かく抱きしめた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
実は今まで、knは自分のこと勇者だって言ったのはまじで1回ぐらいだと思います。最初の方は「勇者の剣を持ってる」と言ったり、自分を勇者と直接言うことはありませんでした。
他にもほぼ毎回knが勇者ではない伏線要素入れてるので良ければ見つけてみてください!
あと2話
NEXT400