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むーむー
15
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#死神
ベルside
彼女を狩れ、無理だ。誰に何と言われても、そんなことできない。罪の重さを今感じている、今でそんな事考えた事なかった。気にせず魂を狩っていた、大人子供問わずに躊躇なく。
スピカ 「今日は遅かったね、ベル。」
ベル 『色々あったんだ。』
スピカ 「今日は天気が良いね、ピクニックとかしてみたい!」
ベル 『……』
スピカ 「どうしたの?考え事?」
ベル 『そんな感じだ。』
スピカ 「そんな辛気臭い顔しないで、笑っていようよ。いつも笑顔でいたら、悪い事なんて起こらないよ。」
笑顔、もう分からないな。どうやって笑顔を作るんだったっけ?タヒ神になってからずっと何も考えずにいたからな、分からない。
ベル 『笑顔…』
スピカ 「怖い、なんかうーん?睨んでる感じがあるよ、無理に作らなくて良いから。」
ベル 『笑顔なんて分からない、いつも淡々と魂を狩っていた。何も考えず、無表情で次の仕事の事を考えて…』
スピカ 「辛くないの?魂狩られる時って痛そうだけど、どうなの?」
ベル 『一瞬のことだから痛みは無い、走馬灯が流れるくらいだ。』
スピカ 「そうなんだ、あ!そうそう、ベルに言いたい事があったんだ。明後日、花火大会があるんだって!病室からでも見えるからさ、一緒にみようよ!」
ベル 『花火?空で光る花のことか。』
スピカ 「なんでそんな正解をぶち当てられるの、まあいいや。一緒にみよ?」
ベル 『あぁ。』
コメント
3件
いやー、めっちゃ沁みた…。 死神として何も考えずに魂を狩ってきたベルが、「笑顔ってどうやるんだっけ?」って戸惑うシーン、グッときたわ。ずっと無表情で機械的に仕事してきた奴が、初めて心を動かされてる感じがすごく伝わってきた。 スピカの「笑っていようよ」って言葉が、重すぎず軽すぎずで、でもベルの胸には確かに突き刺さってるんだろうな。花火大会の約束、絶対見てほしいし、一緒に笑える日が来てほしい。めっちゃ続き気になる🔥