テラーノベル
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リクエストもう少々お待ちください…🙇🏻♀️🙇🏻♀️🙇🏻♀️
下書きをそのまま使ったのでおかしい部分、至らぬ部分があると思いますのでご承知おき下さい。
この作品は🌩️🦒と🐙🌟中心です。
⚠️ヴィラン化⚠️
⚠️怪我描写⚠️
⚠️Dytica&Oriens出演⚠️
地雷の方は閲覧を控えることをお勧めします。
この世の全てと関係ありません。
ご本人様の目に触れるような行為はやめてください。
この先伏字がありません。
誤字脱字、呼び名違いなどがありましたら教えて頂けると幸いです🙇🏻♀️
以上を理解した方のみお進み下さい。
「もしも俺がヴィランになったらどうする?」
「…KOZAKA-Cにですか?」
「いや、ヴィラン。」
「……そんな事起こると思いませんけど、まぁ貴方がヴィランになったら_」
「_何て事も話しましたっけ、リト。」
「知らない。覚えてない。」
「あら残念。」
結構俺は覚えてるのに。
そう言って口をとんがらせているのは、“Dytica”という西のヒーローが所属しているチームにいる星導ショウ。
まるでうん10年前の事のように話すが、それより前にヒーロー達が会っている訳がないので嘘っぱちだ。
星導の前に立つ男は冷たい目を向ける。
雷を纏いコスチュームに身を包み、その姿はまるでヒーロー。しかし、顔の中で唯一見える瞳には活気がない。雷も明るい雷鳴ではなく、ドス黒い嵐のような音が辺りを覆い尽くしている。
それなのに星導はまだ上機嫌で話を続けようとしている。 自身の、仲間の、民間人の危険に気付いていないのか。
「ね、リト。貴方はヴィランですか?」
「…見て分かんねぇ?」
「ヴィランに見えます。…じゃあヴィランって事で、対処するしかありませんね。」
リト、と呼ばれる男は、“Oriens”という東のヒーローが所属している組織の一員である。
本名を宇佐美リトといい、この姿である事は、誰にも理解されないくらいの眩さだった。
ヒーロー活動をしている時も、ライバー活動をしている時も、オフの時だって、彼は優しい瞳で自分たちに笑いかけてくれた。
それなのに、どうして?
今ヒーローの中で動けるのは自分一人だけだ。
Dyticaの伊波と叢雲は、彼の雷で自慢の武器を破壊され、一瞬でやられた。
小柳はなかなかに接戦だったが広範囲に電気を落とされダウンしてしまった。
Oriensの赤城は格闘戦に持ち込まれてしまい、脳を揺らされダウン。
佐伯と緋八は2人で連携を測ろうとしたが、その前に吹っ飛ばされて意識不明。
自分は雷に少しだけ耐性があるし、遠距離で応戦していたのでやられなかったみたい。
「対処、か。お前に出来んの?仲間もやられて、敵のいる戦場にたった一人。その気になりゃああいつらを人質にも出来る。」
「出来ますよ、人質なんて無意味ですし。 」
無表情で、しかしどこか笑みを感じる。
そんな顔で淡々と答えた。宇佐美は少し顔を歪めて、星導を睨み付ける。
「そんな奴だったか、お前。」
「えぇ。こんな奴ですよ。」
沈黙。
瞬間、閃光が飛んだ。
「うわ。」
「もうやめろよ、何で諦めねぇの?」
「リトが目を覚まさないから。」
当たり前でしょ、と触手で宇佐美の拳を躱しながらそう答えた。
彼は目を見開いて歯を食いしばる。
「うるせぇ!!
何も知らねぇだろお前は!! 俺がどんな思いであいつらに 手ぇ出したかなんて!!!!」
彼の纏う雷が徐々に強くなる。それに伴って拳の威力も上がったような気がした。
星導も、DyticaもOriensも知っていたのだ。
宇佐美がKOZAKA-Cではないヴィランに捕まり、薬を打たれ、ヴィラン化したと。 実際みんな信じていなかった。
本部の誤報だろう、宇佐美が敵に捕まっているなんてありえない。
何日も自分たちの元に現れないのに、そう思い込む。そうするしかなかったのだ。
だから戦場に来て、相棒と共にヴィラン化した宇佐美を見て、深く絶望した。
「記憶がないんですもんね。じゃあ教えてあげますよ。」
宇佐美との距離を一瞬で詰める。
「“貴方がヴィラン化したら、俺は貴方と死にます”。」
「は、」
予想もしない回答に驚いたのか、後ろに飛んで星導と距離をとる。
そんな反応に気を良くしたかのように、星導は触手を使って宇佐美の腕を掴んだ。
離せ、と言う前に彼をこちらへ引き寄せて、さっきよりも至近距離で彼と目を合わせる。
「ねぇ、リト。俺と死のう!」
高らかにそう言って、笑った。
ドンッ
「…、」
「あ、起きました?」
宇佐美が目を覚ますと、眼前に広がったのは見慣れた医務室と同僚…星導の顔だった。
「…ほし、るべ。」
「良かった。記憶は戻ったみたいですね、貴方の同僚は?職業は?」
「は、?…テツと、ウェン、と、マナ。あと、俺、は、ヒーロー。」
そこまで言って、星導は満足気に微笑む。
「バッチリですね。流石ヒーロー本部。」
「…なに、それ。」
星導が手に持っているのは、空になった注射器のようなものだった。
これですか?とプラプラ揺らして見せる。
何となく、記憶はあった。
「……俺のこと、戻してくれたやつか。」
「うんそう、ご名答。」
言うに、ヒーロー本部が作った試供品らしい。
成功するか失敗するかは実際に使ってみないと分からない、対洗脳解除用の薬。
上の人間にそれを持たされていたので使ったと言う。
実際しっかり効いたし、成功だな。なんて考えていると、星導がふと呟く。
「そういえば、OriensとDytica、めちゃくちゃ怒ってたので。診察受けたら連絡しときますね。」
「え、あ、ちょっと待っ」
「一緒に死んだ仲ですから、多少擁護しますよ。」
にっこり笑って、病室を後にした。
#hbkn
たべ
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コメント
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第3話、読み終わりました。戦闘シーンの緊張感と、医務室での落差が効いてるなあと。「一緒に死んだ仲ですから」っていう台詞、あの狂気じみた笑顔の直後にさらっと言うから余計に胸に残る。伏線として置かれた過去の問答が、まさかああいう形で回収されるとは思わなかった。設定の組み立て方が丁寧で、すごく好き。