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皐月は困っていた。
目の前で喧嘩をし始めそうな2人に。
皐月『お前らいい加減仲良くしろとは言わねぇけど……、周り困ってんだからある程度距離取れよ……。』
そう、問題児である桜と杉下だ。
桜「コイツが悪いんだ!!俺の事見下してイライラする!!」
杉下「……(桜を指さす。)」
頭痛くなる……。
俺の横では
梅宮「お前ら本当に仲がいいなぁ!!」
問題児3……。
2人はギャーギャー言い争ってるし……。
横の総代は止めずに笑って眺めてやがる……。
何度も何度も何度も注意してきたのに……何とも思われてねぇんだな……。
甘く見られてんなぁ俺……。
ダァンッ!!
スっと2人の間に入って目の前にある壁に思いっ切り蹴りをする。
周りは急なことに驚いたのかピタッと止まった。
皐月『……なぁ、止めろ言ってんだろ……、ギャーギャー言う事聞かねぇ糞ガキかテメェらは……。うるせぇんだよ、喧嘩なら俺が居ない時にやれ、目障りだ。ほんでおめぇもだよ、総代が何笑ってんだ…、テッペンならちゃんとガキの面倒見ろクソが。』
そのまま俺は言いたいことを言って階段を降りた。
桜side
お、怒らせた…、よな…。
皐月のあんな顔も、本気の蹴りも初めて見た……。
杉下の方を見ると顔面真っ白にしている。
チラッと梅宮の方を見ても汗ダラダラで真っ白だ……。
桜「……俺ら皐月の事本気で怒らしちまった…よな。」
梅宮「ど、どうしようっ!!皐月に嫌われたらおらァ生きていけねぇ!!今から3人で謝り倒すぞッ!!」
杉下「(コクコクッ!!)」
その後
楡井「す、蘇枋さん、アレはどういう状況…ですかね…?」
蘇枋「ん?アレは……そうだねぇ、ま、彼らがおイタしすぎたんじゃないかな!!」
楡井(あんなに謝り倒してる3人……見たことないですよッ!何したんですかッ!!)
後日
何とか皐月の大好きなから〇げクンレギュラーをたくさん買ってご機嫌が治ったそうです。