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皐月side
今日もぶらぶら街を徘徊しつつ皆からおすそ分けを貰う。
公園を通り抜けようとすると見た事のある髪色……。
皐月『スマホいじって何してんだ?』
桐生「およ?びっくりしたぁ、さっちゃん先輩この辺じゃ見ないですけど??」
皐月『ん?あぁ、そうだなぁ。今日はぶらぶらしてたのさ〜、そんで桐生君はなにしてんの??』
桐生「ゲームしてたんです、俺アプリゲームのログインは欠かせなくてぇ、あ、良ければさっちゃん先輩もゲームやります??」
ゲーム、昔はやってた事あるけど……。
皐月『それって難しい系??俺パズルとかわっかんねぇんだけど??』
桐生「大丈夫ですよぉ、俺やってるのリズム系か育成系なんで…。そうだなぁ、さっちゃん先輩なら育成系とか得意そう…。試しにやってみます??」
それから桐生からやり方を教えて貰ってやってみる。
桐生「そのままやれば倒せますよォ。」
皐月『おお、すごいな!!桐生教えるの上手いんだな!!』
桐生「いやいや、ゲームだけですよぉ?他はやれないですって。」
皐月『それでも教え方上手いから俺が勝てたんだろ??良いなぁ、俺も何かしら得意分野欲しいや。』
桐生「??さっちゃん先輩既に持ってますよ??」
皐月『俺が?何も持ってねぇって。』
桐生は暫し俺の顔を見て。
皐月『な、何だよッ、恥ずいから見んなって!』
桐生「へぇ〜、恥ずかしいって思ってくれるんですね……。」
は?と思って桐生を見た瞬間。
唇に感触……。
桐生「桜ちゃんや、梅先輩とか意識してるだろうけど…俺もさっちゃん先輩狙ってるからね?」
はくはくしながら何も言えない俺。
桐生「じゃ、今回はフレンチキスで済ませたけど……次は何するかわかんないからねぇ、覚えといて。」
桐生はそのまま路地へ戻って行った……。
なんだよ、何なんだよッ!!!
俺はどうしたらいいんだよッ!!!