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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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※この作品は読み切りです。

※ジャンルは恋愛ですが

バットエンド、の部類に入るかと思われます。

※犯罪ネタ??が入っております

不謹慎だと思う方はここで読むのをやめてください



start



‪‬——————キリトリ線—————–‪



今日は卒業式

3年間ずっと好きだった先生に告白をする日


「 あの、先生!!!!!!! 」

『 わっ、びっくりしました笑 』

『 美玲ちゃんじゃないですか

ご卒業おめでとうございます。 』


「 …ありがとう!!  あのね先生」

『 はい、どうかしましたか? 』


「 4月1日10時、この学校の正門で話したいことがあるの! 」


私が高校生じゃなくなるその日に伝えようと思っていた


『 … 』

先生は察したように微笑んだ


「 じゃ!そういう事だから!!! 」


なぜだか急に恥ずかしくなって私は逃げてしまった


ーーーーーーーーーーーーーーー


4月1日


10時


「 先生、来ないな 」



10時30分


「 遅いな、電車遅延してるとか、?? 」


11時00分


「 どうして来てくれないの、、、? 」


12時00分


「 もう12時、、 」

涙が溢れてきた


はぁ、お腹がすいた

もう帰ろう


お腹空いて家に帰った私は

帰宅しても、

食欲が無くなにも食べられなかった




ーーーーーーーーーーーーー



3年後


私にも彼氏が出来た

まだ先生のことが好きだったけれど

彼氏はそれもわかった上で付き合って欲しいと言ってきた

恋愛の辛さは痛いほどわかっていた

だから付き合うことにした



プルプルプル

電話がなった


「 はい、もしもし 」


『 こんにちわ 』


その声を私は知っていた


「 先、生??? 」

次いつ話せなくなるか分からない

今伝えてしまおう、そう思った


「 先生、好きです、5年前から 」


『 … 』


『 美玲ちゃん、僕もです。僕も前からあなたに好意がありました。 』


「 先生、 」

電話越しになく私


そこに爆弾が落とされた



『 美玲ちゃん、僕結婚するんです 』


思考停止した


「 え? 」


『 すみません、幸せになっt 』


電話が突然切れた

明らかに先生が切った訳では無いようなタイミングに。



ーーーーーーーーーーーーーーー


1週間後



【 ねぇ、美玲聞いた? 】


高校の同級生とのランチタイムに私は衝撃の事実を知ることになった


「 なにが? 」


【 高校の時にいた渡せんせーいたじゃん? 】


私が好きだった、今も好きな渡先生


「 うん、結婚したらしいね 」


【 そうなんだけどさ、相手やばいらしいよ 】


「 え?どんな人なの? 」


【 よくわからないけど、相手の人精神的な障害があって、前科持ちらしいの 】


【 しかも、その人と付き合い始めてから先生と連絡がとれないらしいの 】


「 え? 」



その日はもうそれ以上何も聞こえなかった




ーーーーーーーーーーーーーー

2ヶ月後



ニュースが流れた


《 28歳の男性が妻にナイフで刺され死亡 》


ニュースキャスター < >


< ○○市に住む元教員の28歳男性が約3か月前に結婚をした22歳の女性に殺害されました >


< 犯人は、ずっと一緒にいたかったから

と容疑を認めております >


一瞬呼吸の仕方を忘れた

せんせいだ


その日はショックで記憶がもうない



ーーーーーーーーーーーーーーー


そこからその事件について色々な記事を読んだ


相手は精神的な病気があり、男性に一目惚れし毎日のように家に押しかけ結婚を申し込んでいたらしい


男性は断っていたけれど、その女が 21歳の誕生日直前「 結婚しないなら死んでやる 」

と言い

入院をしないといけなくなるほどのことをしたらしい


そこから交際をしており、結婚を半強制的に行われることになり男性は結婚前にと

昔から好意を寄せていた女性に思いを伝えたが、

それが相手女性に見つかってしまい

監禁と拷問、尋問を受けた

男性はもうまともに話せる状態じゃなくなり

相手女性はそんな彼を見て独占欲を抑えられなくなり


そのまま殺害



「 なんて世界だ 」

そんな臭いセリフを言い放って






私はビルから飛び降りた








先生、待っててね。

今行くから。

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