【van、wes×rdo】
⚠stgrにハマっただけの人の書き溜めです
⚠監禁、若干の異状性癖、エログロ、無理矢理、などの表現があります
⚠口調、キャラクター性、捉えきれてない所が多々あります
本当になんでも許せる方向け
「誘拐拉致監禁ですよー、公務執行妨害も付きますよー」
俺は今ウェスカーの車に乗っているんだろうか
大型が終わり、本署駐車場で一息つこうとした時
ウェッさんの赤い車が見え、抵抗する前に即座に拘束された
わざわざヘルメットも取られて目隠しをされそのまま車に押し込まれるなんて中々ない体験だ
「あのー?なんで話してくれないんですかねー?ウェッさーん?」
ウェスカーの声を押し殺そうとした笑い声は聞こえる、それと、
もう一人居るような気配がある
多分部下……?
「…あのぉ?ウェッさん?笑ってますよね?」
「いやぁ、ごめんごめん、あまりに面白くて、笑」
やっぱり面白がってるだけだったか…
「あの、帰して欲しいんですけどー」
「えぇ〜せっかく捕まえたのにぃ?」
「退勤も切ってないしGPSもあるので応援来ますよ?」
「あーそれは大丈夫」
「え?」
「…ワシが片付けた」
低い圧のある声、絶対にヴァンダーマー
そうか、隣に居たのは部下じゃなかったのか
ん?待てよ?巨大ギャングのボスⅹ2……
まぁ、流石に俺死んだか
「別に取って食べようとしてるんじゃないですから安心してくださいよ」
勧誘を続けに続けまくった人が何言ってるんだか
しばらくして車が止まり連れ出された
ヘルメットが無く、頬に冷たい風が当たる感覚は少し新鮮に感じた
人の声は聞こえない
足の感覚的にもコンクリート、まぁ街中か
車の扉が閉まる音は響いているし少し広い所なのだろう
ん、車が通った?一応人はいるのか、エンジン音が静かだし…高い車か、
なら…高級住宅街…か?
「らだお」
「え、あ、はい」
「余計な事は考えないように、ね」
ウェスカーの声…いつもより低く威圧感を感じさせる
「…ッ、、はい」
ダメな癖とは言わないが警察の職業病みたいなものだろう
「移動するので、失礼」
「っは?ちょ、待っ!」
急に体が浮いた…いや、抱きかかえられたのか
今の声的にヴァンさん…?かな?
武闘派では無いし、筋肉も他警官と比べたら無いかもだけど……
そんな軽々抱えられたら俺凹むわ
ガチャリと鍵の音が数回聞こえ、その間も移動していた
揺れ的に階段だとは思うんだけど……かなり上がるか下がるかしてるのにこの人全然息切れしないじゃん
大人の男性1人抱えてこんなに移動できるものかねぇ、流石ギャングのボスって言ったところかぁ
「……はーい、着いた着いた」
「ヴァンさん、そこ置いて」
「ん、」
もはや物扱い
悲し
置かれたのは……柔らかいし、ベットかソファだろう
それ以外…2人の足音とか息遣い、会話以外には特に何も聞こえないな…
頭の後ろ辺りに触れ目隠しを外された
眩しい、目がチカチカする…
普通の部屋…いや、違う?
角が削られ丸くなった机や椅子、床はマットが敷きつめられていて上からカーペットがかかっている、棚には本が並べられているが上の方に箱があり中身は見えない
病院の部屋みたいと言えばそうなのだろうが明らかにおかしい
壁はコンクリート剥き出しで、弾跡もある
天井の四隅にはカメラがあり音も拾えるような代物だろうか
なにより出入口だ
ドアは鉄製で窓枠には鉄格子、ネジ穴は潰されている
異質、どこを見ても異質な部屋
「なん…ですか…ここ」
出した声は自分の予想以上に震えていて、かすれていて、弱々しかった
「ここ?らだおの部屋だよ」
さも当たり前かのようにそう答えるウェッさん……いや、ウェスカーの目は愉悦に浸っていた
「怯えてるじゃん…また壊す気で?」
「いやいや、そんな事しないって」
「さすがに今回は…でも面白くないし…」
二人の会話に追いつけない
思わずどういう意味なのか聞いてみると予想もしなかった答えが帰ってきた
二人は気に入った市民をこの地下室という場所で監禁していたらしい
でもそこで遊んでいくうちにその市民は死んでしまっていった、その度にまた1人、また1人とこの場所で……
吐き気がする、もうそれ以上聞きたくないと言うと二人はあっさりと話を辞めた
「ッ……本当に…どこまでも腐ってるッ!」
吐き捨てるようにそう言う
ぐるぐると視点が合わない視界が少しましになったように感じた
その時、クスクスと愉悦の笑い声が聞こえた
「あぁ、らだおはまだ“ここに居る私達”をギャングの私達だと思ってるのか」
「らだお、今ここに居るのはなんの肩書きも無い、自分の好きな事を求めるだけの獣なんだよ」
二人の背筋を凍らせ恐怖を感じさせるような笑い声の中、
地獄は始まった
反応良かったら続きます、多分
コメント
1件
続き見たい!