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コメント
2件
最高すぎます!!続き楽しみに待ってます!!!
切り替えピースですよ皆さん✌️(‘ω’)✌️
ワンクは前回と同じです。
ここからかなりネタバレ入るので注意:今回は主に十五歳、捏造・妄想ありです
未読様はキヲツケテ‼️🫵
銅像『何でも大丈夫な方だけどうぞう』。
…………地雷さんさようなら((((
与謝野「…ポートマフィアに着いたようだね」
与謝野女医の言葉で、皆の視線が移る。
場面が切り替わった。
…………….暗い部屋。
高価そうな寝台が、窓から差し込む月光に照らされている。
森「…………お加減は如何ですか、首領?」
首領「…….森医師……….」
探偵社(あれが、マフィアの先代首領………)
首領「………….幹部に伝えよ……….塵殺じゃ、ポートマフィアに逆らう者は全員殺せッ………..!」
森「……..それは、非合理的です」
首領「此方が何人死のうと構わん…………殺せ………..只殺せ………..ッッ!!」
森「……………判りました、首領」
森さんが笑顔で告げた、その瞬間。
……………真っ白な壁に、鮮血が飛び散った。
手に隠し持っていた手術刀で、首領の首を掻き斬ったのだ。
探偵社「ッッ、?!?!」
森「………..首領は、病により横死された。次期首領に私を任ずると遺言を遺されて」
森「君がその証人だ。………….佳いね?」
笑顔で告げる森さん。
治「……….」
私は、無表情で沈黙を返した。
国木田「…………ッポートマフィア首領、恐ろしい男だとは思っていたが……..これ程とは……..ッッ」
福沢「……..」
……………眼を見開き、顔に恐怖を浮かべた敦くんが呟く。
敦「…………昔の太宰さん、こんな場面でも全然動じないなんて……….ッ」
探偵社「ッッ!!」
太宰「……..」
乱歩「………….矢っ張り、こうなったか……….」
沈黙の中、誰にも聞こえないような小さな声で乱歩さんが呟いた。
場面が切り替わり、元の医院が映る。
夜になった様で暗く、森さんは電気を付けて椅子を出し、私に腰掛けるよう進めた。
森「____それにしても、大変だったねぇ」
森「先代を殺す処までは順調だったけれど、幹部達の説得が何より大仕事だった」
森「任務を完遂出来たのも君のお陰だよ、修……………..太宰君」
治「……..あっそ、」
森「……………怖くなかったのかい?」
森さんが笑顔で尋ねる。
治「…………何が」
森「先代を殺した時」
探偵社「………..ッッ」
森「普通君ぐらいの歳の子なら、目の前で人が殺されれば何かしらの反応をするだろう?」
森「でも君は恐怖を感じるどころか…….まるで平然としていた」
森「まぁ私としては、幹部達への説得迄しっかり仕事をこなして呉れたから、其方の方が都合が好かったがね」
私は口を開き、応えた。
治「………………….た………….」
森「……何て、?」
治「……………….羨ましいと、思った……………..」
探偵社「?!?!」
治「先代首領は、苦しみから解放された……………救われたんだ、生きると云う行為から」
治「…………….早く僕も、楽になりたい…………」
小さな声で、呟く。
探偵社「…………ッッッ」
森「………..そうかい、」
治「………まぁ何でも良いけど。約束、忘れないでよね」
森「はいはい、全く君はそればっかりなんだから………..」
森さんは、呆れた様に苦笑した。
森「…………..あ、そう云えば未だ"エリスちゃん"を紹介していなかったよね」
いきなり森さんが云う。
すると……….何もなかった空間から金髪に蒼い眼、赤い服と赤いリボンを身に付けた幼い少女が現れた。
治「…………………え??」
驚いて固まった私に向かって、少女は手を出しながら話し掛ける。
エリス「エリスよ。リンタロウの異能」
エリス「宜しくね、オサム!」
私は森さんに戸惑いの視線を送り乍ら訊ねる。
治「え………….、あの……….森さん、異能って………..?」
探偵社(……………あの太宰さんが、戸惑っている………..)
…………….何故か寒気がしたが、気の所為だろう。
森「嗚呼、太宰君は異能を知らないのだね」
森「まぁ………….簡単に云ってしまえば、個人が持つ特別な能力…………かな、?」
治「何で一寸疑問形なの……….まぁいいや」
治「宜しくね、エリスちゃ…………..」
手を取った途端、突如としてエリスちゃんが消えた。
治(………いきなり出てくるのなら、いきなり消えるのも当然k)
森「………………….え?」
森「え"ッッッッエリスちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん"ッッッッ」
探偵社(…………….うるさっ………….)
治「…………..何、五月蠅いし気持ち悪いんだけど……….」
治「いい大人が泣き喚かないでよ…………..」
探偵社(……………辛辣……………)
森「何で…………..何処に行ったのエリスちゃんッッ」
森「戻ってきてよぉぉぉぉぉぉッッッッ」
エリス「リンタロウ、五月蠅い」
治「あ、エリスちゃん」
森「え…………….」
森「あああああああああ”“良かったよおぉぉぉぉぉぉぉ”“ッッッ」
エリス「キモい」
森「非道いッッ!!でも可愛いから許s…………太宰君引かないで」
すると、真顔になった森さんが話始める。
森「しかし………..太宰君が触れるとエリスちゃんが消えたと云うことは、異能が無効化された……..?」
治「………………切り換え早っ」
森(……………..若しそうなら、これは………………)
森「ねぇ太宰君、一寸私に触れてみなさい」
治「え…………佳いけど、」
すると、エリスちゃんが煙の様に消えた。
森「矢っ張り………….君も異能力者だ、太宰君。それも"反異能力"を持つ…………」
治「"反異能力"…………..?」
森「多分だけど、君の能力は触れた相手の異能力に発動する。異能を無効化できるんだ」
治「………..ふぅん」
森(となると彼はかなり優秀な人材だ………..)
森(頭の出来や冷静な判断力、精神力、そして…………….彼の異能もまた使える)
森(……………..捨て駒を拾ったつもりだったけれど、此れなら………….)
森「まぁ今日はそれが判った事が大きな収穫だね。取り敢えず、今日はもう休むと佳い」
敦(…………..太宰さんも、初めは自分が異能力者だって知らなかったんだ…………)
福沢(…………..私と、同じか………….)
…………….何故か、社長が少しだけ嬉しそうな顔をしていた。
………………..変な処で切るんじゃねぇよッッッッッッッ!!!!!!!!((((((
妄想が(以下略)すみません(((
因みに"治"は過去の太宰で"太宰"は現軸です((分かり辛っっ()
出来るだけ早く続き出します。というか更新したいのに(泣)
ここまで読んで下さりありがとうございました
誤字脱字等ありましたら教えて下さい