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ーーー病院ーーー




青「桃くんおはよう」

桃「……青」

青「どうしたの?」

桃「……」プルプル

青「体調悪い?」

桃「ううん…」

青「あ、今日は赤にぃ来ないよ?」

桃「……え?」

やっぱり俺……

青「今日は橙くんと黄くんがお話あるんだって」

桃「……2人が?」

青「そう、2人が話して、赤にぃとも話したら桃くん疲れちゃうでしょ?だから別の日にしたの、だから愛されてなかったとか思わないでね!」

桃「ビクッ……」

青「その反応……来るか来ないか心配だったんでしょ。あと来ると思って緊張してた?」

桃「……する……だろ……」

青「そうだね、はい、朝ごはん!ちゃんと食べる!」

桃「……フイッ」

青「また食べない気?3日ぐらい何も食べてないんでしょ?いい加減死んじゃうよ……そんなの僕嫌だよ……」

桃「食べ……てる」

青「えぇ?本当に?じゃぁ、その腕の点滴のやつ何?栄養剤じゃないの?」

桃「……そうだけど」

青「食べれない理由他にもあるの?」

桃「……味が…しない」

青「……え?」

桃「青が美味いって言って食べさせてくれたやつは美味かった……俺も食べようとした……でも味がしなくて……」

青「なら一緒に食べよっか……先生にも相談しよ」

桃「…………」

青「大丈夫、あ、これ桃くんが好きなシチューじゃん!僕も当然好きなんだけどね!」

桃「…青は何で俺のこと面倒見るの?」

青「大好きだから」

桃「面倒じゃないの?」

青「なんで面倒なの?」

桃「……食べないし……青に頼ってばっかりだし……死のうとしてるのに」

青「桃くん、もう死のうとしてないでしょ?」

桃「……分かんないじゃん」

青「なら桃くんは、その栄養剤の針、抜いてるんじゃない?」

桃「っ……青にはなんでも分かるんだな」

青「そりゃ、桃くんと双子ですから、ある程度は分かりますよ」

桃「……分かりすぎだと思う…」

青「そう?桃くんが分かりやすいんじゃない?」

桃「…………そんなことない」

青「だからね?僕は桃くんに頼られて嬉しいし、こうやって話せるのも嬉しい、桃くんのお世話楽しんでるんだよね」

桃「……楽しむ?」

青「だって桃くん弱いところ見せないように頑張ってるでしょ?そんな桃くんが弱いところを僕だけに見してくれて甘えてくれてるんだもん!可愛くてしょうがないよ」

桃「……最後の要らない」

青「えぇ?兄弟中で1番可愛いと思うけどなぁ〜……」

桃「……普通に引くわ…」

青「クスッ!引かないでよ!はい、これ食べて!美味しいよ!」

桃「ん……」

青「どう?」

桃「……味する…!」

青「良かった!まだ沢山あるからね!」

桃「そんなに要らない」

青「だーめ!食べないと!」

(口に突っ込まれる)


桃「んんっ……」

ナース「桃さん、様子見に来ましたよ」

青「あ、おはようございます!」

ナース「はい、おはようございます。体調どうですか?」

桃「…大丈夫です」

ナース「あ!今日は食べれてるんですね!良かった」

青「その事なんですけど……」

ナース「はい?」

青「普段1人で食べてる時、味がしないんだそうです」

ナース「味が?先生に聞いてみますね?他にはありませんか?」

青「大丈夫?」

桃「……コクン」

ナース「そうですか、栄養剤の方交換していきますね。」

カチャカチャ

青「……」

栄養剤か……動いてないのに前より細くなってるし……顔もやつれてる……


ナース「ではこれで、後で先生来るかもしれないのでお願いします」

青「はい!」

桃「…………」

青「桃くん、これから一緒に食べよっか。」

桃「え?」

青「朝は一緒に食べてたけど、お昼とかは僕が学校で一緒に食べれない時あったでしょ?夜も面会時間で一緒に食べれてないし」

桃「でも……学校とか」

青「桃くんが僕と一緒に食べれるなら行くよ。これ以上痩せて欲しくないよ、僕」

桃「……面会時間はどうするの」

青「先生に相談する、先生だって桃くんに食べて欲しいはずだよ」

桃「…………」

青「やっぱりいやだ?」

桃「……一緒に…頑張ってくれる?」

青「当たり前じゃん!頑張ろ!」

桃「……うん」

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