これは、ある日のことであった。黒華は今大ピンチを迎えていた。それは…
黒華 「いや〜…まさか此処でサラシが切れるとは…(汗)」
というのもついさっき、曲者が学園に侵入して撃退した時にうっかりサラシが破けてしまったのだ。まぁでもすぐに部屋まで走って戻って来たから問題なかった。それに…自分が”女”というのをバレてはいけない。理由は自分は”女を捨てた”のでバレたら外に弱みを握られると悟ってあえて隠してるのである。
黒華 「はぁ…急いで巻かないと…」(巻き始める)
六年生達と五年生達 「黒華さーん!!」
黒華 「!?(汗)」
サラシ巻いてる最中に六年生達と五年生達が部屋に来てしまった
黒華 「ど…どうした…?(汗)」
雷蔵 「突然すみません…実はちょっと忍術のことで…」
長次 「もそ…同じく我々六年生も」
黒華 「あー…ちょっと悪いけど後にしてくれねぇ?今手が離せねぇんだ…(汗)」
小平太 「分かりました!ゆっくりで大丈夫ですので」
黒華 「悪いな〜…(汗)」
兵助 「いえ、大丈夫ですよ」
伊作 「そうそうp…」ガタッ!!(襖が壊れる)
伊作 「ってうわっ!?(汗)」
黒華 「!(汗)」
留三郎 「!伊作!?(汗)」
勘右衛門 「相変わらずの不運…(汗)」
文次郎 「言ってる場合か!!(汗)」
兵助 「大丈夫ですか〜?(汗)」
伊作 「ッ…大丈夫…なんか柔らかいものが……ん?(汗)」
仙蔵 「?どうした伊作p…」
全員 「……!?」
今どういう状況か分からない方に簡単に説明しますと、伊作の顔が黒華の胸に埋もれてる状態である。しかも全員、サラシを巻く途中だった為今上だけ半裸になっている
黒華 「伊作…とりあえず離れて」
伊作 「!すっすみません!!////」
八左ヱ門 「あ…あの…黒華さんって…////」
黒華 「……嗚呼そうだよ。こんな身なりしてるけど…本当は俺、”女”だよ!」
全員 「えぇ!?////」
黒華 「…騙すつもりはなかった…けど今は男として生きると決めたんだ…許してくれ 」
三郎 「そっそれは勿論なんですが… 」
黒華 「?」
勘右衛門 「えっと…////」
長次 「……////」
兵助 「あの…とりあえず…////」
全員 「服を着てください!!////」
黒華 「?…!」(隠す)
文次郎 「あっえっと…我々は何も見てませんので!!////」
五年生達 「うんうん!!////」
黒華 「……それは分かったが…とりあえず全員一回部屋から出てけー!!」
っとデカい声を出して、全員慌てて部屋を出て、壊れた襖を直してその間サラシを巻き、服を整えてその後忍術を教えた。しかし…この事が学園中にバレてしまった、けど…皆は何事もなく普通に接してくれるらしいが…何故か暫く上級生から少し避けられたとか…







