テラーノベル
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続きです、!
ちなみに最終話……
早すぎましたすみません😭
TOP→🔝 ジヨン→🐲 スンリ→🐼
スペラ→✨ で表現します!
最終話「スペラのまなざし」
初夏の陽が差し込む土曜日の午後。小学校の入学式から帰ったばかりの家のリビングには、明るい声と笑いが満ちていた。
🔝「おつかれさま、スペラ。これが君の新しいランドセルか? 赤が似合うな」
玄関に立っていたTOPは、少し照れたように笑いながら大きな包みを差し出した。スペラがぱあっと顔を輝かせる。
✨「ありがとう、TOPさん!」
ジヨンが靴下を脱ぎながら小さく苦笑した。
🐲「……なんで毎年、必ず何か持ってくるんだよ。義理堅すぎるだろ」
🔝「クセだよ」
TOPは肩をすくめ、室内に入る。スンリがキッチンから冷たい麦茶を持ってきて、無言で差し出す。受け取ったTOPが軽く会釈した。
ランドセルを抱えてはしゃぐスペラを見ながら、TOPはふと小さな声で呟いた。
🔝「……目は、俺に似てるな」
リビングの空気が、一瞬だけ止まる。
ジヨンが曖昧に笑い、視線をそらす。スンリも微妙に口を引き結びながら、何も言わなかった。
しかしTOPは、そんな空気を切るように続けた。
🔝「でも……ジヨンと一緒に、スンリが育てたから……目に光があるんだ。俺が育ててたら、こんな風にはなってなかったと思う」
それはどこまでも穏やかで、優しく、でも少しだけ痛みを含んだ声だった。
ジヨンはそっとTOPを見た。彼の目に、かつての自分たちが残した傷跡が揺れているのが分かった。
🐲「……この子の名前……スペラの意味は」
TOPが小さく眉を上げた。
🐲「ラテン語で“希望”って意味だよ」
ジヨンの言葉に、TOPは視線を落とし、そっと笑った。
🔝「……いい名前だな」
その一言が、6年分の沈黙と感情をすべて包み込んだ。
その時、スペラがランドセルを抱えたまま、そっとTOPに近づいた。誰にも聞こえないように、小さく口を寄せる。
✨「……TOPオッパ、大好き」
TOPはほんの一瞬だけ、驚いたように目を見開き――次の瞬間、何事もなかったように優しく微笑んだ。
誰も彼女、スペラには自分の血の繋がった本当の親はTOPだと言うことは教えてなかった。なのにその一瞬だけスペラはTOPの事を
“TOPオッパ”と言い、愛を伝えた。
彼女の言葉を誰も聞かなかった。ただ、彼の胸の中にだけ、その小さな声が深く静かに刻まれていった。 何故スペラはTOPの事をオッパと呼んだのか、それは誰にも分からない。
カーテンが風に揺れる。
新しい季節の中で、それぞれの希望は、静かに根を張っていた。
これで終わりです😭
結構この話好きなんですけど、ネタが無いんですよぉ😭
またネタ出来たらこの話更新しますね
私の最終話というのは大体肩書きだけなので🤣
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