トコトコ
「失礼します!」なのはちゃんが大きな声で言った。そして先輩達は
「見学?どうぞ~」とやさしくいってくれた。
「ありがとうございます!」となのはちゃんの友達が言った。私はなんて名前の子なのかなとますます気になった。最初に見学しに来た部活は吹奏楽部。先輩達の響く音が凄かった。
「これ部活内容の紙!」と吹奏楽部の部長が渡してくれた。
毎週月曜日、水曜日、金曜日、土曜日にやるらしい。楽器はトランペット🎺、トロンボーン、ユ―ホニアム、チューバ、アルトホルン、フルート、打楽器があるらしい。
ガラガラ
「!?」私はびっくりした。
「見学です。」それはしゃべったことのない中学の時の同じクラスだった
鈴木ゆるはちゃんだった。私は気まずくなった。ゆるはちゃんも私に気づいているっぽかった。あいかわらず一人のゆるはちゃんが私のことをにらんできたがすぐ前を向いた。私はびくびくしていると隣の子が
「どうしたの?知り合い?」と聞いてきた。私は
「知り合いというか中学の時の同じクラスのゆるはちゃんって子」と答えた。そうすると隣の子が
「自己紹介してなかったね。私は木森あすかよろしくね!」この子はどうやら木森あすかちゃんと言うらしい。
次回へ続く