ー注意事項ー
・この作品は第1次wrwrd様の二次創作です。
・本人様とは関係ありません。
・軍パロ、嫌われ、流血表現、等が含まれます。
・メインとして、ci×sho×rbが登場しますが、どれも腐表現は含まれません。
お知らせ↓
だいぶ前に投稿した蝶々の話のやつは、連載辞めますすみません🙇♀️
*
「舌やけどするやろ。貸せ。」
赤くかじかんだ指先が、静かにマグカップを離す。
受け取り、雑面を退かす。
高く湯気をあげるココアをrbは冷ましていた。
shoは触り心地の良い真っ白のタオルを持ってきて、 それ に被せた。
瞳は完全に虚空を泳ぎ、マグカップが無くなり、指先が迷子のようにちょろちょろ動く。
頬に大きなガーゼを貼ったciは、2人の秘密基地の小屋に保護されていた。
事の発端は、何時のことか。
2人は遠国に行っており、帰ってきたらciが居なくなっていた。
皆に尋ねても、皆口を揃えて
「そんな奴知らん。」
と、言うのだった。
流石に嫌な予感がした。
おふざけなんかじゃない。比べ物でもない。
2人は協力して彼を探した。
彼は靴下のまま、雪の中を歩いていた。
眼鏡は真っ白に曇り、頬には赤い跡が。
彼はコートも着ず、薄い1枚で外を歩いていた。
呼びかけるが反応はない。
名前を呼んでもだ。
何かしらの原因で、彼が皆の記憶から消え。
更には彼を壊した。
原因は分からないままだ。
rbはふーっ、と湯気を立てるココアを冷ます。
shoがciの冷えた髪の毛を暖かい布で拭いながら、言った。
「…何もかもを隠したのが湯気なら、息吹きかけて終わりなのにね。」
*
「ut先生。」
「ん?どうしたん。」
煙草を咥えたutが振り返る。
城に戻ったrbはもう一度尋ねた。
「ほんまに、ciを知らんの?」
「…だから知らんって。その話やめぇや。」
「あんな仲良うしてたやん。」
「知るか。他に当たってくれ。」
「shpくん!!」
「…。なんすか。」
「ciのこと、」
「知りません。どうでもいいです。」
「tn!tnってば!!」
「なんやねん執拗いな。」
「だから!ciのこと!!」
「ア”ぁもう!!疲れてんねん!いい加減聞き飽きたわ!!」
「…zm、em、?」
「…rbさんおかしくなったん?」
「emいこ。どーでもいい奴にずっと気にかけてるrbなんか知らんへん。」
「…そうやね。」
「なぁ…ほんま、どうしたん、kn。」
「あ"ー…すまん今荒れてんねん。話しかけんとって。」
「な、なんで荒れてんの??何があってん。」
「話しかけるなって。聞こえとるやろ。」
「ht、??os??sn、??なあ、なあ!」
「なにずっと。悪いけどこっちも忙しいから。grから話聞いてくれる?」
「ht…あの、ciのこと、!」
「grに聞いて。俺に聞かないで。」
「…gr??」
「rb。少し軍から離れてくれないだろうか?shoも連れて。」
「…うん。わかった。」
*
「…それで軍から距離を置けって?」
「うん…。」
shoがドン!と机を叩く。
「なんやねん!!アイツら…くそッ、」
その音が耳に入ったのか、ciがソファの上で身体を震わせた。
こちらを恐る恐る見る顔は真っ青だ。
rbは慌てて近寄り、頭を撫でた。
何度か撫でれば、少し落ち着いてきたように目を閉じた。
「…すまん、少しイラッときてもうた、」
「ううん。shoはなんも悪くないやろ。」
shoも俯きながら近寄り、ciの傍に座った。
もぞもぞ、とshoの体重で沈んだソファで身体の位置を直している。
shoはciを抱き上げ、自身の膝を枕にして寝かせた。
「…なぁ、rb。絶対アイツらの記憶が戻るまで、アイツらからciのこと守ろうな。」
「うん。勿論や。」
おーわーり
短くて申し訳ない
コメント
7件
久しぶりの小説しきちゃぁぁあ!!!💕💕 最高すぎる!🫶🏻️
あ……私が好きなタイプの話だ 本当にココアちゃんさんの小説大好き❤