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湯気

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湯気

1 - 1.

♥

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2025年01月28日

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ー注意事項ー

・この作品は第1次wrwrd様の二次創作です。

・本人様とは関係ありません。

・軍パロ、嫌われ、流血表現、等が含まれます。

・メインとして、ci×sho×rbが登場しますが、どれも腐表現は含まれません。

ワンクッション


お知らせ↓

だいぶ前に投稿した蝶々の話のやつは、連載辞めますすみません🙇‍♀️

































「舌やけどするやろ。貸せ。」

赤くかじかんだ指先が、静かにマグカップを離す。

受け取り、雑面を退かす。

高く湯気をあげるココアをrbは冷ましていた。

shoは触り心地の良い真っ白のタオルを持ってきて、 それ に被せた。


瞳は完全に虚空を泳ぎ、マグカップが無くなり、指先が迷子のようにちょろちょろ動く。

頬に大きなガーゼを貼ったciは、2人の秘密基地の小屋に保護されていた。


事の発端は、何時のことか。

2人は遠国に行っており、帰ってきたらciが居なくなっていた。

皆に尋ねても、皆口を揃えて

「そんな奴知らん。」

と、言うのだった。

流石に嫌な予感がした。

おふざけなんかじゃない。比べ物でもない。

2人は協力して彼を探した。

彼は靴下のまま、雪の中を歩いていた。

眼鏡は真っ白に曇り、頬には赤い跡が。

彼はコートも着ず、薄い1枚で外を歩いていた。

呼びかけるが反応はない。

名前を呼んでもだ。


何かしらの原因で、彼が皆の記憶から消え。

更には彼を壊した。


原因は分からないままだ。

rbはふーっ、と湯気を立てるココアを冷ます。

shoがciの冷えた髪の毛を暖かい布で拭いながら、言った。


「…何もかもを隠したのが湯気なら、息吹きかけて終わりなのにね。」



「ut先生。」

「ん?どうしたん。」

煙草を咥えたutが振り返る。

城に戻ったrbはもう一度尋ねた。

「ほんまに、ciを知らんの?」

「…だから知らんって。その話やめぇや。」

「あんな仲良うしてたやん。」

「知るか。他に当たってくれ。」


「shpくん!!」

「…。なんすか。」

「ciのこと、」

「知りません。どうでもいいです。」


「tn!tnってば!!」

「なんやねん執拗いな。」

「だから!ciのこと!!」

「ア”ぁもう!!疲れてんねん!いい加減聞き飽きたわ!!」


「…zm、em、?」

「…rbさんおかしくなったん?」

「emいこ。どーでもいい奴にずっと気にかけてるrbなんか知らんへん。」

「…そうやね。」


「なぁ…ほんま、どうしたん、kn。」

「あ"ー…すまん今荒れてんねん。話しかけんとって。」

「な、なんで荒れてんの??何があってん。」

「話しかけるなって。聞こえとるやろ。」


「ht、??os??sn、??なあ、なあ!」

「なにずっと。悪いけどこっちも忙しいから。grから話聞いてくれる?」

「ht…あの、ciのこと、!」

「grに聞いて。俺に聞かないで。」


「…gr??」


「rb。少し軍から離れてくれないだろうか?shoも連れて。」



「…うん。わかった。」



「…それで軍から距離を置けって?」

「うん…。」

shoがドン!と机を叩く。

「なんやねん!!アイツら…くそッ、」

その音が耳に入ったのか、ciがソファの上で身体を震わせた。

こちらを恐る恐る見る顔は真っ青だ。

rbは慌てて近寄り、頭を撫でた。

何度か撫でれば、少し落ち着いてきたように目を閉じた。

「…すまん、少しイラッときてもうた、」

「ううん。shoはなんも悪くないやろ。」

shoも俯きながら近寄り、ciの傍に座った。

もぞもぞ、とshoの体重で沈んだソファで身体の位置を直している。

shoはciを抱き上げ、自身の膝を枕にして寝かせた。


「…なぁ、rb。絶対アイツらの記憶が戻るまで、アイツらからciのこと守ろうな。」

「うん。勿論や。」



おーわーり

短くて申し訳ない

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