テラーノベル
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主は仕事終わりに指輪を着けて、執事達の居る世界に行く事が日課になっていた。
その日は休日前夜で、どうやって過ごそうか思っていたがフェネスを探しに書庫へ行こうと部屋から出て行った。
書庫に行くと、フェネスが本を開いたまま船を漕いでいた。 主はフェネスの隣に座り本に栞を挟んで横に置いて、フェネスの体を優しく揺すった。
「フェネス、起きて。こんなところで寝てると風邪引いちゃうよ?」
主はそう言いながら、フェネスの顔を覗き込んだ。
(…格好良いな。インドア派に見えるけど意外と筋骨隆々で、脱いだ時の筋肉が凄いんだよね〜…知識もひけらかす訳でもなく、努力家で…そんな人が私の彼氏だなんて幸せだな。)
「っん…あ、主様!?申し訳ございません…本を読みながら寝てしまっていました。」
フェネスは慌ててあたりを見渡し、自身の身なりを整えていた。
「今は2人だけだから、名前で呼んでくれると嬉しいな。」
「は、はい…◯◯さん。」
お互い見つめ合い笑顔になっていると、主はフェネスの首をマッサージし始めた。
「◯、◯◯さん!?」
「椅子に座ってウトウトすると、首や肩の筋肉が緩んで首に大きな負担がかかるって聞いた事があるから。」
「あ、ありがとうございます。」
(本当…◯◯さんは優しいな。思い切って告白して良かった。)
「◯◯さん、もう大丈夫ですよ。ありがとうございます。…◯◯さんがこんな俺の事を好きだって言ってくれて嬉しいです。」
主はいつも自分の事を下げて言っている事にモヤモヤしてしまい、フェネスの手を取り話し掛けた。
「フェネスは、自分の事を卑下する事が多いけど私はそんな風には思わないよ。だってフェネスがたくさん努力してる事、私は知ってるもん。
だから、そんな風に言わないで。私はフェネスだから好きなの。知識をひけらかす訳でもなく、努力家で…そんなフェネスの事が好きなんだから。ね?♡」
フェネスの心に主の優しさがじんわりと沁み渡り、自然と笑顔になった。
フェネスと主の顔は自然と近付き、唇を重ね合わせようとしていた時、書庫のドアが開かれ2人は近くにあった本を急いで開いた。
すると、ハウレスが主とフェネスを見付けると近付いて来た。
「あ、ここに居たのか。主様もご一緒なのですね!…主様、逆さまに読んでいますがそれは読めているのですか?」
急いで本を取り、適当に開いたせいで本が逆さまである事に気付かなかった。
「う〜ん…目を覚ますために逆さまで読んでたけど、けっこう難しいね!」
主は少し無理があったかと思ったが、なんとか乗り切れた事に安堵した。
「フェネスに用事があるんだったら、私はそろそろ寝ようかな…おやすみなさい。」
「あ、おやすみなさいませ、主様。」
フェネスは名残り惜しそうにしながらも、主に挨拶をしハウレスと訓練のメニューを思案していた。
†††
パタンッとゆっくり自室のドアを閉じて、主はベッドに潜り込んだ。
なかなか寝付く事が出来なかったためしばらくベッドの中でもぞもぞしていると、ドアをノックする音が部屋に響き渡った。
「どうぞ。」
誰だろうと思いながら返事をするとフェネスが部屋に入って来た。
「あ、申し訳ございません。睡眠の邪魔をしてしまいましたか?」
「ううん。なかなか寝付けなかったからフェネスが来てくれて良かったよ。」
主は体を起こし、フェネスはベッド脇に座ると自然と2人は体を寄せ合い顔が近付いていき、お互いの唇を重ね合わせた。
「…んっ、」
「先ほどは驚いちゃいましたね。ハウレスが来るとは思わなかったので、ちゃんと出来ずに申し訳ございません…」
主はフェネスのせいではないと慌てて訂正をし、これから仕切り直しをしようと言い2人は抱き合いながら何度も唇を重ねた。
とろけ切った主の顔を見て、フェネスは男としての滾るものを感じ主を押し倒した。
「きゃっ…フェネス?」
「あ、強過ぎましたよね?お怪我はございませんか!?」
主はただ驚いただけだと言うと、フェネスは安堵し主に確認をとった。
「あ…あの、明日はお休みでしたよね?◯◯さんが良ければ俺、…優しくしますから良いですか…? 」
主はフェネスの言葉に胸の高鳴りを覚え頷く事しか出来なかったが、フェネスは笑顔になり主の服を丁寧に脱がせ始めた。
「…綺麗です、◯◯さん。そんな隠さないでもっと見せて下さい。」
フェネスはそう言うと、主の頭を撫でながら唇を重ね合わせ、主の胸を優しく撫で円を描くように揉みだした。
「っん…ぁっ」
主の声がフェネスの耳をくすぶり、フェネスのものがだんだんと大きくなっていった。
そしてフェネスの手が主の突起部へとのびていき優しく撫でていった。
「んんっ…ハァっぁあ!」
「◯◯さん、気持ち良いですか?…もっと気持ち良くなって下さいね。」
主は普段のフェネスとのギャップを感じて言葉だけでも何も入っていない自身の中を締めていった。
(普段のフェネスと違って色っぽいな…)
「ぁ…んハァっ気持ち良いよハァっぁあ!」
フェネスは笑顔になり、主の額にキスをし主の秘部へと手を伸ばし1本の指を中にゆっくり入れていった。
(◯◯さんの中、もうこんなにぐっしょり濡れてる…俺の指をこんなに締め付けて可愛いな…)
フェネスがもう1本指を入れゆっくりと動かすと主の体はピクつかせ、フェネスの指を締め付けた。
(確か本で読んだだけだけど、この辺りかな?)
フェネスが掻き出すように指を激しく動かすと、主の体は大きくピクつかせながら何度も達し続けた。
「っぁああ!ん゙ぁ゙ぁっハァっん゙んぁっ」
(あ!そうだ舐めるともっと気持ち良くなってくれるかな…?)
フェネスは主の足と足の間に顔を埋めると舌先で優しく舐めていった。
「っぁ゙ぁっハァハァっぁああ!ん゙ぅ゙ぁああ!」
主はフェネスの頭を持ち、離そうとしても離れる事が出来ずに達し続ける事しか出来なかった。
「っぁ゙ぁあ!ぁっフェネスっもうっダメ…」
「気持ち良いですか…?そろそろ俺も◯◯さんの中に入れたいです。」
フェネスは1度体を離し、主の秘部に自身のものを当てがいゆっくりと入れていくと主の中を掻き乱していった。
「っぁ゙ぁあ!…ハァっハァ…ぁあ!ハァ…ちょっと待って!っ私、さっきからっぁ゙ぁあ!イキっぱなしなのっぁ゙ぁっん゙ぅ゙ぁ!」
「◯◯さんがそんなに気持ち良くなってくれて良かったです。もっと…その可愛いお顔を見せて下さい。」
フェネスは主の突起部を優しく撫でながら主の中を激しく掻き乱していった。
「っぁ゙ぁああ!っん゙ぅ゙ハァっもう…止まってっんぅぁあ!ん゙ぐっん゙…」
フェネスは主の唇に自身の唇を重ね合わせ主の気持ち良いところを的確に刺激し続けた。
(◯◯さんの気持ち良いところ…だいぶ分かってきたけど、女性の体ってしてくうちに中の形が変化していくって本に書いてあったし、もっと気持ち良くさせてあげたいな。)
「っん゙ぅ゙ぅ゙ー!っハァっぁあ…」
主の中は、フェネスのものをリズミカルに締め付けながらこっちにおいでと誘っているような動きをしていたためフェネスも限界がきていた。
「ハァ、ぁあ!ん゙ぅ゙ぁああ!」
フェネスは主の中を存分に掻き乱していき主のお腹の上にあたたかいものを吐き出した。
「◯◯さん、たくさん勉強するので今度はもっと俺で気持ち良くなって下さいね♡」
主はフェネスの言葉を聞いた後、ゆっくりと意識を手放していった。
「おやすみなさい、◯◯さん。俺も◯◯さんの隣で寝ますから安心して寝て下さい。」
次の日─
主が目を覚ますと、隣にはフェネスが自身を抱き締めながら寝ていた。
(フェネスが服着させてくれたんだ…今日は休みだし、フェネスと本屋さんに行ってコンサバトリーで一緒に本読んだりしたいな…)
主が今日の予定を考えていると、フェネスが目を覚ました。
「…ん、おはようございます、◯◯さん。今日はお出かけしますか?…そうだ!本屋さんに行ってコンサバトリーで一緒に本読んだりしませんか?」
主は同じ事を考えていた事を知り、笑みを零した。
「ふっ…私も同じ事、考えてたの。面白そうな本、あると良いね♡」
主はそう言うと、早速支度をしようとベッドから起き上がり食堂へ行く準備をした。フェネスもベッドのシーツを整えベッドメイクをした。
ロノの美味しいご飯を食べてから、フルーレと今日の着ていく服を選び主はフェネスと一緒にエスポワールの街の本屋へと向かって行った。
「面白そうな本が見付かって良かったね!帰ったら紅茶飲みながらコンサバトリーで一緒に読もうね♡」
フェネスは主と手を繋ぎながら、笑顔で返事をした後、屋敷へと足を運んで行ったのだった。
fin.
次回🦾💙
#ベリアン・クライアン
ぷち
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タコロ
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コメント
1件
うわあ、5話も一気に読み終えました…!書庫で本を逆さまに読んでごまかす主さまの機転、めちゃくちゃ笑いました。ハウレスの天然な指摘が絶妙なタイミングすぎて。でもって夜のシーンのフェネス、普段の誠実さとのギャップがたまらないですね。「優しくしますから」って一言添える律儀さが彼らしい。本で仕入れた知識を実践しようとする勉強家っぷりも、なるほどこの関係性なら納得です。朝のシンクロ率100%な会話には思わず頬が緩みました。二人の空気感が本当に自然で、読んでてこっちまで温かい気持ちになれました。