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今宵も大嫌いな先輩からメールが来た。
「「萌ちゃーん!今度の土曜日、一緒にプール行かなーい?海でもいいよー!久しぶりに会いたいな!!連絡待ってるね!__心音」」
先輩と私は真逆だ。先輩は結構、アウトドアな傾向がある。中学生の時に凄く意地悪された経験から苦手意識しかない。そして何故か
「あ!萌~!!高校デビューしたの!?なんか、雰囲気変わったね~!!」
と、先輩に会ってしまった。ここまで来たら腐れ縁に違いない。
そして、今どのように断ればいいのだろう。本当に予定がない場合は嘘がバレる。生まれつき、家族共に嘘を吐くことがとてつもなく下手だ。夏休みで高校に行かなくてもいいから先輩からは物理的に逃げることが出来ていた。
「どうしよう…どうしよう…どうしよう…!!」
断り方が分からない!こんな経験はない!先輩をことごとく避けてきた私に人生最大の試練が訪れた。
「……はぁ」
ため息はすればするほどストレスの元だ。決めた、土曜日に「大嫌い!」と一旦伝えてみよう。
「「お久しぶりです。心音先輩、どちらでも構いません。ご返信お願いします。__萌香」」
はぁ、やはりため息ばかり出てきてしまう。だが、今更になって後悔し始めた。私のことをいじり続けるのかな。ずっと、ずっと…。そんなことを考えていたら不安で眠れない。
ピコンと、通知音が鳴った。開いてみると
「「ほんとっ!?萌の都合が合ったのって何時ぶりだろ…海!海にしよっ!水着用意するね!それじゃ、おやすみ!夜遅くに返信しなくて大丈夫だからね!起きてたら早く寝なよー!__心音」」
と、書かれてあった。
「…っ!?」
結構、好印象かも。少しだけワクワクした私はすぐに寝室に向かった。
続く。.:*・゜
フォロワーさんっ!!この話、まだ続きがありますっ!!!
書いていたら楽しくなってしまいました!!
(´。✪ω✪。 ` )(´。✪ω✪。 ` )良ければコメント残して
いってくださいっ!!
ではまた~!!
(リクエストあれば是非!!
ゆる作はなんでもありですっ☆)