「若井は僕が若井のこと好きなのは嫌だ?」
元貴は急にどうしてしまったのだろう
動揺が隠しきれず、素直にバクバクと音を立てる心臓がうるさい。
「いや、嫌じゃないよ、もちろん」
一瞬、元貴の瞳孔が開いた気がしたが、自分の考えを否定したいがために見て見ぬ振りをした。
「 … うん、そうだよね」
「うん、そう、だよ… 」
息が詰まる。何なんだこの空気は。
あと、元貴は何でそんなに寂しそうなの
「もう、寝よっか」
その言葉で思い出す。
____ベッドが一つしかない。
あまり人を泊める事がないから敷き布団も家にはない。
「ん?どうした、?」
「いや、ベッドが一つしかない、」
「え?!敷き布団は?」
「敷き布団もない、….」
寝室の前でただ立ち尽くすことしかできない
「 … 、若井がいいなら一緒に寝てもいい?」
「え ….?!」
「あ、嫌なら僕ソファ借りようかな?」
「い、いや!!いいよ!」
流石に元貴をソファで寝かす訳にはいかないと思い、咄嗟に言ってしまったが、、
これ、やばいんじゃないか、?
「ほんと、!?ありがとー!」
そそくさと寝室に入り、ベッドへと潜り込む
「ほら!若井もはやく!」
「う、うん!」
幸い、広めのベッドなので、二人が寝ることは可能であった。
ただ、それ以前に元貴とほぼゼロ距離で寝ることができるかがとにかく心配な若井であった。
元貴さん魔性すぎるなこれ….?
更新遅れたのはほんまにごめんなさい
しかもクソみたいな内容っていう
これ案外もう少し続きそうです
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