テラーノベル
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手術が終わる間、涼ちゃんと二人で椅子に座って待っていた。
数時間後、手術のライトがパッと消えた。
すると、医者が出てきて、こう言った。
医者「…意識を取り戻す確率は、少ないです。」
涼「は…ッ?何かの間違いですよね…ッ!元貴は生きてますよね…!」
医者「意識不明の重体です、」
「もぅ”ッ!何でだよ…ッ」
「せ”んせッ…!!何”でっ!!」
俺は、医者の肩を掴んで怒鳴った。
「元貴”の事”助”け”てよ”ッ!!!」
医者を押し倒した、
ついカッとなって、…
涼「若井…!!!」
「ぁ”あ”…ッも”ぅ”!!!」
俺は咄嗟に逃げ出した、
逃げたのは元貴の部屋を探すため、
走って、走って、息が切れるまで。
ずっと探し続けた。
「はッ…はッ…」
ガラガラっと、ドアを開ける。
すると、たくさんの線に繋がれている元貴が居た。
「元貴…!!!」
ベッドの横に行って、心電図を見た。
心電図は動いている、
「元貴…ッ逝くなぁ”ぁ”!!(泣」
俺は泣きながら元貴に抱きついた。
「逝く”な”ッ(泣」
「逝く”なら”俺もッ””
一緒に”…ッ一緒に”逝く”から”ぁ”ッ!!」
元貴「好き、若井」
「はッ…?(泣」
今、一瞬元貴の声が聞こえた。
好きって、、
「元貴…あり”がとう”ッ…(泣」
「ありがと”う”ぅ”ッ!!(泣」
元貴の手を握った、ぎゅっと、強く、
強く、両手であっためるように、
ピーっと、大きな音が鳴り響く。
心電図を見ると、一直線になって流れていた。
元貴は、×んだんだ、
「元、貴…ッ!!!(泣」
その瞬間に、涼ちゃんが来た。
涼ちゃんは唖然としていた。
「涼ちゃ”ッ!!!(泣」
「元貴…ッ×んじゃ”っ”た”…ッ(泣」
「も”う”、元”貴…居な”い”んだッ…!!(泣」
涼ちゃんは、俺をぎゅっと抱きしめて、頭を撫でた。
暖かい、元貴もこれくらい抱きしめてあげればよかった。
俺も逝きたい。一緒に、なんならここで×にたい、
「涼ちゃん…ッばいばい…(泣」
涼「若井…ッ?(泣」
僕は、窓の縁に腰かけた。
「もう嫌、全てが嫌、…(泣」
涼「若井…ッ!ダメ…!」
涼ちゃんを1人で取り残すのは、ちょっと罪悪感がある。
でも、俺は元貴が好き、大好きだから逝く。
ここは5階、すごく高いし、高所恐怖症だから落ちるのも怖い。
だけど、元貴に会いにいくためだから、
「ばいばい!!涼ちゃん!…(泣」
涼ちゃんはこっちに向かってきていたが、もう遅い。
加速して落ちて行く。
「元貴…待ってて、…(泣」
グシャッ!!
汚らしい音が鳴る
人が沢山集まってくる。
その辺にいた看護師、医者も。
あぁ、目の前が真っ暗になってくる。
元貴、そっち逝くから…
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ゆっくり目を開ける、すると、
目の前にはお花畑が広がっていて、元貴が後ろを向いて立っていた。
「元貴!!!」
俺は、急いで元貴の場所に走った。
すると、元貴は後ろを向いたが、
僕を崖から落とした。
コメント
6件
もっくんは若井を救うために
も、、、元貴?