「はぁ”ッ元貴…ッ!!」
勢いよく飛び起き、
意味もわからない状況に固まる。
「ごほ”ッひゅッ…」
「何で”ッ?」
いつもの僕の部屋、見覚えのある物置
メンバーから貰った帽子、服
何も変わらない部屋
「元貴…ッ元貴…元貴…!」
横に置いてあった携帯を持ち、
元貴に急いで電話した
「繋がれ…ッ!!」
元貴に繋がる、すると、元貴が眠そうな声で
もしもし、と話しかけてくる。
「元貴!!!」
元「うるっさい…こっちは熟睡してんの、」
「生きてる…生きてる!」
元「大丈夫?頭、昨日あったばっかだろうが」
「元貴…死んだんじゃ、」
元「失礼な、なんだてめぇ」
元「あ、そうそう、ちょうど良かった、今日家行く」
「へ…ッ?」
家に来る?そう思って、カレンダーを見る。
すると、夢かも分からない元貴が亡くなった日と一緒だ
夢じゃない?ループしてる?そういった考察が頭の中で飛び交う。
元「お~い、若井?」
元「若井!」
「…あ、ごめん、」
こっちに来たら、元貴がもう一度轢かれるんじゃないか、
涼ちゃんの精神がダメになってしまうんじゃ、
「来るな…!!」
「俺が行くから、来るな…!」
元「ふ~ん、楽ちんだなぁ」
元「じゃ、よろ~」
そう言って、電話が切れた。
コメント
3件
続きが気になる!!ハァハァ待ってます
天才的な設定ですね☆
え、て事は、事故死する前に、 もっかいタイムスリップしたってことか……え 天才 ?