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消された記憶を命がけで

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第10話 取り戻した記憶

♥

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2022年03月08日

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はい!10話です!


どぞ!(`・ω・´)












『ジェルくん、行くよ!』


「うん、!」


今俺たちは、いちご坂高校ってとこに来てる。

どうやらそこにさとみって人と、莉犬の思い人のころんって人が通ってるらしい。

俺も通ってたらしいけど。


『入ってみると、すごいでかいね、、

グラウンドもめちゃでかい、、』


キョロキョロ校内を見回しながら歩いていく。


〜キーンコーンカーンコーン〜


「、、⁉︎ なんや!」


『驚かなくても大丈夫だよ!

このチャイムの音で

時間を区切ってるんだから』


「そうなんや〜、」


『そ!だから今多分授業が終わったところだと思う!』


「あっ!めちゃ人が出てきたで!」


『うん!この時間帯なら昼放課だとおもんだけど、、』







「ころん、飯、どこでたべる?」


『うーんもう時間ないし、この辺で食べる?』


「そだな!」




めちゃくちゃ近づいてきた!バレる!


『、、ころんさん、、、!?

、、、、、ころんさん!!!!!!!』


「え?ころんさんって、、、

まさかこの水色の髪の人のこと?

、、、って !!エッ!?!!




バッ




『ころんさん!』


「『、、、、、 、誰?』」



、、ちょっ!莉犬!お前急に出るやつがあるか

記憶なくなってるんやから覚えてるわけ、ないやろ!


『俺莉犬!覚えてない、、?、よね、、、』


、、、


『うん、、ごめんけど、わからない。』




莉犬視点


ころんさん、俺のことを冷たい目で見てる、、

気がする。

でもとりあえず言えるのは、昔の俺に向けていた、目ではないってこと。

それに、さとみさんにも、すごい見られてる

やっぱり怪しまれてるよね。、、




さとみが、莉犬をじろじろ見ながら、

言葉を放つ。


「、、てか、あんた制服着てないし、

ここの生徒じゃねぇだろ。

それに先生ってわけでもなさそうだし。」



沈黙が走る。



ジェル 視点





この場合俺は出た方がええんか!?

でも俺はこの二人知らんしなぁ、、

どうしよう。


と、まどろんでいたら、莉犬が口を開く。




『あなた、、さとみさん、、ですよね、

“ ジェル ”っていう人覚えてませんか?』







、、、







「ジェル?しらねぇな。」







、、、、、、” ジェル ”、、、


、、なんかこの声聞いたことある。、、、


何回もこの声で、俺の名前を呼んでもらっていた気がする。、、、、


、、” ジェル!一緒にコンビニ行こうぜ ”、、


、、” ジェル〜 勉強教えてくれよー! ”、、、


、、” ジェル〜腕時計見に行こうぜー! ”、、











、、” ジェル、、俺と付き合ってくれ、 “、、









、、、、⁉︎、、


、、思い出した、何もかも、、


さとちゃんとの思い出も


俺がいちご坂高校の2年D組だったこと。


俺が、ななもりってやつに記憶を消されたこと


さっちゃんが、記憶を消されていること。


、、、、、、、全部、、、、、、!!


バッ


「あの!」


「『 、、⁉︎、、』」


『ジェルくん⁉︎』


「さとちゃん、、、俺のこと覚えてない?」


『お前、、、、(( キーンコーンカーンコーン ))


『やばい!チャイム鳴っちゃった!

さとみくん行こ、、!』


「、、、ぁぁ、、、」


「あっ!!! さっちゃん!!」


生徒が校舎の中に入っていく。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





俺も莉犬も多分5分はボーっと

突っ立てたと思う。


その空間を断ち切ったのは莉犬。


『ねぇ、ジェルくん?

さとみくんのこと思い出せたの?』


「うん、さとちゃんにジェルって呼ばれた瞬間

走馬灯のように今までの記憶が入ってきて。」


『そっか、、とりあえずよかったよ。』


「うん、、でも次は莉犬やな、

” ころん “の記憶を思い出せなきゃ。」


『” ころん “、って、、、ジェルくん、ころんさんと友達だったの?』


「うん、よく、さっちゃんところんと俺で

一緒に遊んどったから。

でも、莉犬と会ったことあるのは知らんかったわ。でも一時期ころんの弁当が手作りになった時があったからそん時に莉犬が家におったんかな。まぁそのあとは何事もなかったかのように

購買になったから、あんま気にしてなかったけど。」


『そっか。』













【、ねぇ、あんた、】











「『、、、‼︎⁇ 』」


【私の邪魔しないでくれるかなぁ?】


アカネがゆっくりとグラウンドの隅にいた俺たちに近づいてくる。


【さっきさとみに会ったらまた記憶が戻りかけてた。

なんならあのころんとかいうやつの記憶も戻りかけてたしね!

また消さなきゃいけないじゃない!!

結構力使うから嫌なのよ!

てか、、、

ジェルがいるじゃない!!!

あんたななもり様の言いつけを破ったの?!】


『ぉ、お前に関係ねえだろ!』


莉犬が、すこし顔をこわばらせながら言う。

それにアカネは一瞬、びっくりしたような顔をしたが、すぐに口角を上げた。


【へぇ、、いい度胸してるじゃない。

そういう態度なら、、ななもり様に

あんたのことちくってやるんだから。

まぁそういう態度じゃなくても言ってたけど。

そしたらただでさえ弱り切ってるあんたなんか

イチコロよ。 はははww】


『、ふん、そんなの最初から知ってるよ。

俺はそういう運命なんだから。』


【、フンッ、気に食わないわね。

ここが学校じゃなかったらあんたなんか私が

一瞬でこの世から消してやるのに。】


『そりゃどうも、』


【 フンッ、、!】



顔を歪めながらアカネがさっていく。













そのまま無言で俺たちは、昨日野宿した公園のベンチに行った。

莉犬はいつものふんわりとした面影は一切なく

険しく切ない表情をしていた。

俺もアカネとの会話は聞いてたから、よくわかる。

だから俺は、俺の記憶を取り戻すために命をかけてくれた莉犬に恩返しをしたい。


ころんの記憶を取り戻す手助けを。


『ジェルくん、』


「、、なんや?」






『多分もうそろそろ、ななもり様が帰ってくると思うんだ。あの屋敷に。』





「、、⁉︎、!」




















またまた、終わり方が雑!


、、すみません、、💦


はい!10話終了です!


ジェル くんの記憶が戻りましたね!


あとは、さところの二人!


さて、二人は無事記憶が戻るのか!


楽しみにしててくださいね!


最後まで読んで頂きありがとうございました!


ハートもぜひ!


では!



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コメント

1

ユーザー

続きめちゃくちゃ気になります👀楽しみすぎて寝れない

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