⚠ATTENTION⚠
オツエク
///有
それでもOKな方はどうぞ!
「ん…?」
私は目を覚めると知らない部屋に居た。壁も床も真っ白な部屋だ。そしてその壁を触りながら独り言を呟いているのは…オツキンだ。オツキンは私が起きた事に気付き
「あ、起きたかエクレア」
「ここ何処だよ」
「直球すぎる…俺も知らないんだよ、壁も床も壊せなさそうなんだよな…」
オツキンは壁を見ながら手で壁を触って言う。
「それじゃあこのままで良くね?」
と私は言って床に仰向けに寝転ぶ。オツキンは困った様に
「俺は研究があるんだよ、だからどうにかして出ないと…」
とオツキンが言い終わらない内に壁に何かが映し出された。何方もその方向を見る。そこには
「愛してるゲームしないと出られない部屋…??」
オツキンは壁に映し出された文を読み上げ、愛してるゲームとは何なのか?と言う顔をしている。
「あ、愛してるゲームってのは、相手に向かって愛してるって伝えて照れたり笑ったりしたら負けって言うゲームだ。」
「なんでエクレアが知ってんだよ」
「ウイエから」
「あー、納得」
私が流暢に話したのでオツキンは疑問に思い問い掛けたが私が返した答えに納得する。
「まあやるか」
「そうだな」
「まず俺からで、愛してる。」
「…ふーん」
「冷た」
あまりにも私の反応が薄くてオツキンは驚いていたが直ぐに気を取り直して
「愛してる。」
「…へぇ」
「お前も塩対応じゃねえか」
人(沼)の事言えないぞ、と私が言うと確かにな、と素っ気ない返事が返ってくる。
そうやってどちらも照れずに淡々と進んで行く。そして10週目、オツキンが溜息を着く。
「どうした」
「これじゃ全然終わらないだろ、だからあの手を使おうと思う」
「あの手…って」
あの手って何、と言い終わらない内にオツキンが私に近付き私の頬を両手で包み、
唇を合わせた。
「ッ!?//」
私は驚きと羞恥心で顔が赤くなる。そして唇を離すとオツキンは真面目な顔で
「エクレア、愛してる。」
と言ってきた。更に顔が赤くなるのが分かる。オツキンは私の頬を包んでいた手を離し口角を上げ意地の悪い笑みで
「エクレアの負けだな、さ、出るぞ」
「え、あ、う、うん…//」
オツキンは私に背を向け開いた出口に向かって歩いて行く。私はその背を見ながら
「…//(格好良すぎて気絶しそうだなんて…口が裂けても言えないな)」
と独り思った。
コメント
1件
珍しいカプな気がする…相変わらず神ですなー!