「ちょっとみなさーんいい加減静かにー!」
誰の声でもない声が聞こえる、広場の俺含め皆がざわつく。
「あーー…自己紹介がまだでしたね!僕はこの人狼ゲームの司会者、ルカだよ!君達の事はもう全部知ってるから言わなくて平気だよー!」
呑気な声のはずなのに、背筋が凍る、多分、いや絶対、俺らが全員で殴りかかっても勝てないだろう。
「えー、皆様にはこれから人狼ゲームを開催してもらいまーす!イェーイ!」
そんな元気な声が当たり一面に響く、当然俺もだが他の奴らも意味がわかっていない様子だ。
「あれ?もしかして人狼ゲームのやり方分かんない?嘘でしょ!?ま、まあいいや……えーっとー…今から君達に始めてもらう人狼ゲームは」
「おい!何いってんだよお前!」
一人の男の声が響く、司会者のルカ含め皆が彼を見る
(あいつは…確か光(こう)さんだったか…)
「えー何もどうも人狼のゲーム説明を…」
「ちげぇよ!何で今更のこのこ出てきて呑気に人狼ゲームをやるだ何だ言ってるんだって聞いてんだよ!耳ついてねぇのか!」
「いやいや…耳ついてるよ…それと、あんまうるさくしないでもらえるかな?僕、うるさい人嫌いなんだ」
「はぁ!?んなもん知ったこっちゃねえよ!黙って俺を家に返しやがれ……は?」
一瞬瞬きをしただけなのに、彼を見ると、彼、光は槍のような物で串刺しにされていた、あたり一面から悲鳴が聞こえる。
「もー……うるさくするからそうなるんだよ…皆も!この人みたいにうるさくしたらこうなるから…ね?」
当たりが青ざめながらルカの方を見る
「はぁー…仕切り直しだよ…んじゃ!これから人狼ゲームのルール説明をしまーす!」
コメント
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元( ᐛ👐)の適当さんです、人狼ゲーム小説だるくなったので辞めました。中途半端で申し訳無い…もしかしたらこちらの方で出すかもなのでフォローして待っててください()