呪いからは逃げられない
Part1
俺はごく普通の社会人、春樹だ。
ココ最近肩こりが異常すぎる。
何か着いているのか?
「お祓いに行ってみようかな」
ここから俺の人生は180°変わった。
坊「ありゃりゃ…こりゃ手に負えない客がきてしもうたのぉ…」
8~90くらいのお坊さんがそう言った
春樹「えぇ、俺なんかやばいことしましたぁ?」
「助けようのない悪霊がな…3人着いとるわい…」
「えっ…どれくらいの…」
「4、5歳位の幼児じゃ…ほら、帰った帰った!ワシに移るじゃろ」
そう言われ寺から放り出された。
「ッ…なんだよ…」
そこから俺は家に帰った
「…はぁっ…」
俺はソファに倒れ込んだ
「あのジジィ、お祓いしてくれねぇじゃねぇか…」
その瞬間2階から物凄い唸り声が聞こえてきた
「オ”ォ”ア”ーッ…」
「アァ”ァ”ァ”ァッ!!!」
俺はすぐさま2階へ行った
「ッ…!?」
階段の途中で透明なナニカに縛られた
「は…!?やめろッ!!!」
そこには黒い影と「ソレ」の口らしきものの上にうちの猫達がいた。
「やめろぉぉぉッッッ!!!」
俺の猫たちはぐしゃぐしゃに噛み殺された
???「ドウぶツノチ…マずィ」
ぺっとガムのように吐き出した猫たちは原型を取り留めてなかった
「あ、ああ、ああああああああああああああああああああ!!!!」
俺は叫ぶことしか出来なかった
???「ダマれ」
そう言って俺の首を物凄い力で握った
「ガッ…ウガァッ」
呼吸が出来ない
まるで人の力ではなかった
「やめ…ろ…」
喋るのにも一苦労だ
???「アー…」
そいつは大きく口を開けた
胃袋が見えた
そこには〇体が6体ほど入っていた
「ぁ…あぁ、、、」
俺は喰われた
「はっ」
目を覚ますと猫たちが俺の膝の上でゴロゴロと鳴いていた
「夢か…」
「にゃーにゃー」
「ご飯ね、待ってろよ…」
いつも通りちーるをあげた
「はい、、ちーるだぞー」
ガツガツ…
その食いっぷりは「ソレ」を思い出した
「…」
猫たちは「?」とこちらを見た
「!…シャァァァァア!!」
何故だろうか。
あまり見ない唸り声だ
「どうしたんだよ」
近付くと猫たちは飛びかかって肩を引っ掻きまくった
「いたたたた!!!」
肩が軽くなった
「…なんだよ…!」
俺は怒った
「ダメだろう!」
猫たちは反省したような態度を見せた
「…笑笑可愛いなぁ…」
可愛くて許してしまった
今は11月下旬
とても寒い
「…さみぃ…」
俺はいつも通り会社に出かけようと扉を開けた
「…暑い…?」
春先のように暖かかった
「上着…要らねぇな」
家に置いていった
「ユるサナィ」
・ ・ ・ ・ ・
ここで終わります
好評だったら続けます。
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