契約結婚

mtk side

菊池「俺と結婚しよっ！笑」

大森「…はぁ、？……あ、そういうことか…笑」

大森「惚れてたんですね？笑」

菊池「誰に…？」

大森「ぃや…俺に決まってるでしょ、笑」

菊池「……はぁ？」

言うのを忘れたね。俺は男性だが女性みたいに見えるぐらい美しい…

だから惚れるのもしょうがないよねぇ…笑

菊池「言っておくが…この世の全ての人間が大森くんの見た目を好きだとでも思ってるの…？笑」

菊池「絶望的にアホだね…笑」

大森「はぁ”っ？！…いや、じゃあなんで結婚なんかっ…！」

菊池「アホだから…？笑」

大森「ぇ、は…？」

菊池風磨……だっけ。その人の言っている意味が分かんない。アホだから結婚したい…？

え…、惚れたからじゃないの…？？

菊池「でもそこがいい…愛さなくて済むからねぇ…」

大森「…結婚、したいんですよね…？」

菊池「あぁ…、したいよ？」

菊池「別に結婚に愛なんて必要ないの…笑」

菊池「所謂…俺達は契約結婚するって事」

そこから数秒間の沈黙が続いた。

…菊池風磨、絶望的にクズ…笑

菊池「じゃあ…、明日大森くんの家行くからね~！連絡で住所送っといてっ！」（ 去

大森「いやっ、ちょっ…！！」

---

菊池風磨が家に来ることになった。両親にも今日来ると言っているが結婚報告…とは言ってない。

俺の家は豆腐屋…笑   ドが付くほどの貧乏。 俺が社長と結婚…

お金持ちでしょ、あんな感じ…笑

両親と俺で外で待っていると明らかに高級そ~な車が家の前に停まった。

菊池「はじめまして、菊池風磨と申します…笑」

大森「っ…、」

母「あら…いい名前ねぇ…笑」

父「あぁ…中どうぞどうぞっ！」

菊池「お邪魔しま~す…」

---

母「あの…ご要件は、？」

菊池「…息子さんと…、結婚させてください」

父「すいません…なんておっしゃいました…？」

菊池「…息子さんと結婚させてください」

菊池風磨がそう言った後、俺の両親が同時に笑い出した。

俺と菊池風磨はなんで笑っているのかが分からなくて目をまん丸にさせた。

大森「ちょ…二人共っ！」

母「冗談はやめてくださいよぉ~！笑」

菊池「冗談じゃないです、本気です」

父「……これ、夢だよな…？」

大森「夢じゃないよ…俺、本当に結婚するの、笑」

演技凄いでしょ。言うと俺まだ結婚するの納得出来てないからね…？

---

無事…？どっちも許可が降り、結婚することになった。

「契約結婚」とか言ってたよな…

また詳しく聞こ~

次回、♡400