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君への嘘
本編START—▶
本当は家族にも知られたくなかった。
弦くんにだって、。
いつかばれるとわかっていたから。いつか話さないといけない時が来ることを悟っていたから。
最近体調だって悪こうた、よく早退するし、。
振った側が何言ってんのって話になるけど、別れたくなかったな。
なんで病気になんてなったんやろ
そう思いながら待ち合わせの場所まで向かう。
「宗四郎」
誰かに呼ばれた。弦くんやったらいいなって想いながら振り返る。
「…。兄貴か。」
弦くんじゃなかった、。でも自然と安心した。
涙をこらえながら兄貴の車に乗る。
夜の灯を見てたら兄貴が口を開いた。
「鳴海くんとは良かったんか.?」
「…。うん。もうええねん」
「そーか。」
今にも出そうな涙をこらえ窓を開ける
人のにぎわう姿。仲良くしゃべるカップル。たくさんの笑顔があふれかえってる中、僕は一人。
最愛の恋人を振って、実家へ帰る。
神様って。ほんと、神様って意地悪なんだね。
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