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この度はぬさもとりあえず手向山
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#ご本人様には関係ありません
とまとまと
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第31話 浄化の雨と違和感
rd side
リリアに連れられて、俺達はベスティエの政庁に足を踏み入れた。王宮のような広さはなくとも、建物内の設備は充実してそうだった。
リリア・エーテルワイズ(li)
「七つの王冠のリリア・エーテルワイズ。ベスティエの災い対策に対応するため、参りました。」
「いや、わざわざ来ていただいて感謝します、リリア様。こちらに患者は大勢いて…対応はしているのですが、人手も足りず……。」
通された広い部屋には何十人、いや何百人もの人達が苦しんでいた。怪我をしているのは騎士団の人達だけだと思ってたけど、民間人にも同じような怪我をしてる人もいた。それにここに来る前に会った人のような症状に苦しんでいる人もいた。政庁の役員の人達はこの状況に頭を抱えているようだった。自分達もいつこのような症状が出るか分からず、不安を覚えているんだろう。
li
「…状況は分かりました。すぐに治療に取りかかります。」
すると魔法で救急キットを呼びだし、俺達に配った。リリアに何か考えがあるようだった。
li
「とりあえずまず怪我人の手当を手分けしてやって欲しいんだけどいい?」
レウ・フェルムートン(ru)
「もちろんです!」
キョウ・フローリーヒカイト(ky)
「せやな、ここで見て見ぬふりできへんもんな。」
コンタミ・ソフィ・タンザナイト(kn)
「でも大丈夫かな…。俺、手当とかしたことないけど……。」
li
「その辺はだいじょーぶ!初心者にも手当できるように、中に手当の仕方が書いてある紙があるから。まぁ分かんなかったら呼んで。駆けつけるからさ。」
kn
「分かりました。」
そして俺達は怪我人の手当に当たった。本当に初心者にもできるように、分かりやすく手当の手順が書かれてあったので難なく終わった。
ラダオ・ヴェルディオン(rd)
「リリア。言われた通り怪我人の手当、全員終わったよ。」
li
「おっ!ありがと〜、助かったよ。あとはこっちでやるから。」
そう言うとリリアは魔法の詠唱を始めた。どうやら苦しんでいる人達全員を魔法で癒すつもりのようだった。一見、症状は似たようなものもあれば、違うものもあるように見えた。リリアにはこの症状の対応策が既にあるようだった。
li
「浄化の雨」
するとこの部屋全体に光の雨が降った。普通の雨みたいに濡れはしないけど、当たると何かに包まれたような、暖かい何かを感じた。さらに、さっきまで苦しそうにしていた人達が顔色を良くしていった。この魔法が効果を発揮しきった頃には、この部屋は活気に包まれていた。
li
「よし、治療完了だね〜!」
うーんと背伸びをしながらリリアが呟く。1回でこれだけ大勢の人を治すなんて、やっぱり七つの王冠の席に座る魔術師の凄さを改めて実感した。
気づけばリリアは、政庁の役員の人や治療された人達に囲まれていた。他にここにいるナハトやガイストはどこにいるんだろうか。
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md side
サイユ嬢に紹介された宿屋で何泊かすることになった。彼女はこの宿屋まで案内した後、 仕事に戻ると言い別れた。
さて、ナハトの動向の確認がてらここまでの情報を整理しようと紙とペンを取り出してまとめた。
ナハトの視点は、どこかの部屋に1人佇んでいるようだった。その部屋には装飾品一つなく、ただベットと机と椅子があるだけだった。ナハトの視点から得られる情報は思った以上になかった。それにナハトが今どこにいるのかさえ、検討もつかなかった。
ただ、今日サイユ嬢から得た情報を整理すると、やはり黒龍が封印されている神殿に行ってみる価値はありそうだった。ただ妙な感じはある。獣人が苦しんでいる症状はおおよそどんなものか分かる。ただ騎士団の怪我に違和感を覚えざるをえない。どうして騎士団は全員怪我をして帰ってきたのか。全員黒龍にやられたと言うなら納得せざるをえないが、全員怪我をするという点にどうしても拭えない不安が残る。
とりあえず明日の朝、その神殿に行ってみよう。
To Be Continued………
コメント
3件
続き待ってます!
第31話読了〜!🌸✨ リリアの「浄化の雨」、めっちゃエモかった…!光の雨に包まれてみんなの顔色が良くなっていくシーン、想像しただけで心がぽかぽかしたよ😭💕 やっぱり七つの王冠って格が違うね…! でも騎士団全員怪我っていう違和感、めっちゃ気になる…何か裏がありそうでドキドキする。次回、神殿に乗り込むのかな?続きが待ちきれないよ〜!🔥