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sideこさめ


はぁ、やっぱり全部聞いてたんだな…



すち君の部屋で事実を語られていた時、ドアの方からガタンという音がした…

その時、こさめは嫌な予感がしてたまらなかった…だって、こんなタイミング良くある言葉をこさめとなつくんが言った瞬間に音がなるなんてありえない…

今のこさめが考えていることはただ1つ。

きっとドアの向こうには柚、本人が居る…

そうとしか思えない…


ドアの向こうに柚が居ない事を願いながらもドアを開けた…


〈柚〉あっ、…

〈6人〉ッ!?…ゆ、柚…?


ほーらね…嫌な予感が当たった…

もしも、予感がはずれていてそこには誰もいなかったら心霊が本当に無理なこさめやいるまくん、なつくんからしてありがたかったかも…


さぁ、そんな事は置いといて…


〈柚〉ご、ごめーん!w今たまたま通りかかった時に壁に足をぶつけちゃって!(´▽`*)アハ

〈こさめ〉ゆ、ゆ…ず…

〈柚〉じゃ、じゃあ!もう夜遅いし、私、部屋戻るから!ニコッ……シタタタッ ヘ( ˘•̥ω•̥)ノ

〈みこと〉あっ、柚ちゃん!


やっぱり、こうなるよね…

今たまたま通りかかったなんて絶対嘘だ…

そのくらいわかるし、、

何も無いのに壁に足をぶつけたとかも無理があるんじゃないか?

いや、うちのすっちーやみこちゃんはよくある事だしこのことに関してはどーでもいいや、!


〈みこと〉ぜ、絶対この話柚ちゃん聞いてたよォ!?

〈すち〉どこから聞いてたんだろ…

〈いるま〉最初からとかだったら全部聞いてることになるから…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー頭の中


〈すち〉父さんは知らない女の人と会ってた。

きっとマッチングアプリっていうアプリで出会ったんだと思う…


〈なつこさ〉え、まじ…か…


〈すち〉それも、毎日…違う人と…



〈なつこさ〉ッヤバすぎ…


〈なつ〉なるほど…それで母さんの代わりを探してるってわかったんだ…


〈いるま〉俺らの母さんにあの親父、全部家の事やらせてたもんな、

〈らん〉おう、父さんはずっとスマホをいじってたか寝てたかのどっちかだったしな…

〈みこと〉母さんが家事を少しやってなかっただけで嫌味とか暴言とかを吐いてたしな…


〈こさめ〉じゃ、じゃあさ…

〈なつ〉だ、だったら…



〈5人/こさめ・なつ×〉ん、?


〈なつこさ〉今日できた妹…

柚のお母さんが俺ら、母さんの“代わり”ってこと…だよな/だよね、?


〈4人/なつこさ×〉…(´•ω•`; )(不安そうな顔)

頭の中  終わり

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈いるま〉結構やばいなぁ、父さんが過去に母さんにしていた事も多分聞いてたはず…

〈らん〉結構それ、柚のトラウマになりかねんな

〈すち〉う、うん…柚はお母さん思いって感じだし…

〈みこと〉誰か追ったほうがええんかな…



とりあえず、



〈こさめ〉こさめが行くよん!きっと柚はあぁ言ってたけど、話を聞いてないはずがないし!落ち込んでるかもしれないから急いで行ってくる!



って感じで柚の部屋の前来たけど、柚が言ってた事全部聞いちゃった!

聞いてた限り、柚にも結構辛い過去がありそうだな…それに、だいぶ不安そう…


こさめはさ、柚が好きだよ?(恋愛感情無し)


柚のお兄ちゃんなんだからそう思うのも当たり前になるんだろうな。


人思いな柚はすごいや、きっと、純粋で誰にでも優しい女の子なんだろうな…


こさめたちは学校に1番ストレスを感じてるんだよ…家に居ると父さんにストレスを感じる…だから、学校にいる時が1番いいと思ってた。でも、廊下を歩くだけでキャーキャー言われて全然1人になれないし…ほんと、疲れる…


あくまでもこさめの気持ちはね…

静かに過ごしたいんだ…ずっと…学校では可愛いキャラで自分の事も名前呼び…でも、本当は一人称をかっこよく、「俺」にしたい。

こさめ、こさめ、って言ってるうちに癖ついちゃったから難しいし、学校で「俺」なんて言ったら「せっかくのキャラが台無し」って言われる…

こさめは…俺は、ありのままの自分で生きていちゃいけないの…?



〈柚〉い、良いと思いますよ、!

〈こさめ〉ぇ…?柚!?な、何に対しての良いなの!?

〈柚〉いま、言ってたことに対してです!!

(。•́ωก̀。)…グスン

〈こさめ〉あ、口にでてた!?ご、ごめん…

〈柚〉謝ることなんてないよッ!

私はそのままのこさめくんがみたい!

〈こさめ〉ッ!!

〈柚〉確かに可愛いこさめくんも良いと思う!でも、こさめくんはこさめくんでしょ!

こさめくんの好きなように生きればいい!

私はできる範囲で頑張ってみればいいと思うよ!この家に来てから思ってた…

皆、顔がひきつってるの…愛想良くしようとしてるのか知らないけど、全然笑えてない!

無理に笑顔を作ろうとしてるのくらいお見通し!どれだけ私が、笑おうと頑張っても人殺しみたいな顔をしちゃう自分を見てきたと思ってるの!

それに…お母さんの顔だって…((ボソッ…

とにかく、そのままのこさめくんが1番いい!

俺って言ったっていいじゃん!かっこいいよ!

(>ᴗ<)

〈こさめ〉(,,,・-・,,,)➳♥キュン


〈柚〉それもそれで、素敵なギャップじゃん!

単刀直入に言うね!すち君達の話…

最初から最後までぜーんぶ聞いてた!…

私の独り言も全部、こさめくんは聞いていたでしょ…?

〈こさめ〉えっ、いつから気がついて…?

〈柚〉やっぱり!最初から( *´﹀`* )!


〈柚〉でも、私はさ、お母さんの久しぶりの本当の笑顔を踏みにじったあの、クソ親父を許せないの…

〈こさめ〉:( ; ‘ㅂ’;):ヒッ

〈柚〉絶対復讐してやるから…それと、私には復讐しなきゃいけない男がもう一人居るから…

そのついでってことで…

〈こさめ〉…(´•ω•`; )(不安そうな顔です)


〈柚〉ん…きっと、大丈夫だよ!こさめくん!それにこさめくんは私のお兄ちゃんでしょ!

改めて、よろしくね!こさ兄!!(≧▽≦)

〈こさめ〉ッ!(⑉• •⑉)キュン


こさめはこの時…変な事を考えちゃったんだ…


お兄ちゃんなんかじゃなくて、柚の彼氏になれたらどれだけ幸せなんだろう…って




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