テラーノベル
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陰キャ 「あった!!!」
ホールにつくと壁に時限爆弾がついていた。
時限爆弾には赤の導線と青の導線があった。
陰キャ (これってもしかしてどちらかを選ばないといけないやつだよね…。)
床には導線を切るようのハサミが置いてあった。
陰キャはそれを拾った。
陰キャの心臓がばくばくと鳴っている。
陰キャ (どっちを切ればいい?赤かな?いや…。でも青かも…。)
陰キャが考えているともう残り1分になっていた。
陰キャ (ど、どうしよう…。ヤバイよ…。勇気を出したいけど出せない…。昔みたいに出せたらいいのに…。)
陰キャは「はぁはぁ」と荒い息をしていた。
陰キャ (あと残り40秒…。こんなんだからいかりさんは私を追いかけて来なかったんだ。こんなことになるって分かってたから…。)
陽キャ 「陰ちゃん!!!」
陰キャ 「え?」
どこからか陽キャの声が聞こえた。
陽キャ 「陰ちゃんだったらできるよ頑張って!!!」
陰キャ (私だったらできる…。)
陰キャはハサミをぎゅっと握った。
そしてハサミで赤い導線を切った。
残り10秒と写し出された時限爆弾の画面が消えた。
陰キャ (よかったー。)
陰キャはその場に座り込んだ。
陰キャ (ありがとう。陽ちゃん。)
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