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すぅぅぅ………
「べるさんは、この色が似合うかなぁ…。このドレスなら、ゴニョゴニョ」
いつもは私がみんなを連れ回してる身だから、こんな体験初めてかも!!!
こんにちは!べるです!!
今、瑠璃ちゃんからメイクをしてもらってますっ!!
「べるさんはもともとの素顔がすんごく整っていて綺麗なので……ナチュナルメイクで良さそうですね」
瑠璃ちゃんが私を至近距離からじっと見つめてくる。
…………私が男だったら、絶対に惚れてるな、これ。
瑠璃ちゃんは私の顔にアイシャドウなど色々と塗りたくる。おまけに口紅まで。
「じゃあ、次は髪を結びますね」
瑠璃ちゃんはにっこりと笑うが………私的には私にそんな結べる髪などない!!って叫びそうな感じだ。(別に、ハゲとかではないんですけどね!?)
「大丈夫ですよ。少し、編み込みさせてもらうだけですから」
瑠璃ちゃんは笑顔で、私の髪を編み込みし始める。
〜数分後〜
「できました!べるさん、鏡見てください!」
瑠璃ちゃんは、私に手持ち鏡を渡してきた。
「えっと……どれどれ、…」
えっっ
(べるさんです!これはどっからどう見てもべるさんです!!私、いつも使ってるメーカーのやつでやりたかったのに……。ドレスがなかった!!!)
これ………私…?
「瑠璃ちゃん…………天才だよぉぉぉぉぉ!!!こんな凡人をこんな貴族みたいにできるだなんて!!!すごすぎるよぉぉぉ!!!」
私は、思いっきり瑠璃ちゃんにしがみついた。
「わっ!?べるさん!そんな大袈裟な…!」
瑠璃ちゃんは少し照れたように目をそらした。
そして、
「じゃあ次は私が変身してきますね」
と、どこかに歩いていこうとしている!!
「チョッーーーーと、待ったぁぁぁ!!!」
私は大急ぎに瑠璃ちゃんの方を通せんぼして、
「次は私が瑠璃ちゃんをもっともっと可愛くしてみせる!!」
もっと←これ大事!!
叫んだのだった。
ーーーーーーーーーーーー
(これは、ドレスですよね!?はい!?異論は認めませんよ!!??そしてこれがいつも使っているメーカーのやつですね!)
「瑠璃ちゃんは髪を下ろして大人ぽくしてみた!!ドレスも相まって大人な女性みたいだね〜」
私は瑠璃ちゃんがいつもとちょっと違うような雰囲気にできて大満足だ。
「あ、ありがとうございます……!!えっと、それじゃあお兄ちゃんの様子を見に行きましょう」
瑠璃ちゃんは嬉しいのか少しソワソワした様子でドアから出た。
そして…………ドアを開けた先に居たのは………
(このアイコンメーカー可愛いなぁ…)
タキシードを着ているあふぇさんだった。
「遅かったね、べるさんと瑠璃」
あふぇさんは顔を上げ、一瞬私を見たが、すぐに目をそらされた。
「えっ!?なんで目をそらすのぉぉ!!?」
私は自分が似合ってなかったか!?と少し怖くなった。
だって、だって……!目はそらされるし………あふぇさんはなんか普通にタキシード似合っててかっこいいし………瑠璃ちゃんは大人っぽいし…私だけじゃない!?場違いなの!
な、何か…不安になっちゃった………。
「え、えっと………瑠璃!!上着着てて!?寒いでしょ!?」
あふぇさんはすぐに、どこから出したかわかんない上着を瑠璃ちゃんに思い切りかぶせた。
「もう……お兄ちゃん!!そんなに照れたの隠したいからって、乱暴にしないでください!!」
瑠璃ちゃんは口をとがらした。
((可愛い…!!))
私とあふぇさんは瑠璃ちゃんに胸を打ちぬかれたのだった。
「………と……べるさんも、寒いでしょ?ほら、上着」
あふぇさんは若干目を逸らしながら、私に上着を渡してきた。
「お兄ちゃんは素直じゃないなぁ………」
瑠璃ちゃんはそれを遠巻き見守ってて呆れている。
………………えっえっ?
これは…………私、真理が見えませんよ!?
目をそらせる理由も、あふぇさんが照れたって瑠璃ちゃんが言ってたことも、瑠璃ちゃんが可愛すぎることも!!
「ま、まぁ……上着ありがとう…?」
私はそのまま上着を羽織った。
が………
「上着着るなら、ちゃんとチャックを締めなさい!」
あふぇさんは少し赤くなりながら言った。
えっ、…そんなに怒ってますの!?顔が赤くなるまで!?
「………やっぱりべるさんは鈍感だなぁ……。お兄ちゃんにはべるさんの露出多めの衣装はダメだったかw」
瑠璃ちゃんは何か小さな声でつぶやいていた。
コメント
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もうそろそろ、写真を使うのをやめようかな…………。アハハ