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冒険者ギルド。
巨大なホールには多くの冒険者が集まっていた。
理由は一つ。
「今日らしいぞ」
「本当か?」
「六魔将討伐パーティーの昇格だ」
ざわめきが広がる。
そこへ――
ユウキたちが入ってきた。
カイルが苦笑する。
「視線が痛いな」
愛菜が笑う。
「有名人だからね」
レイナは冷静。
「仕方ない」
レオナは少し緊張していた。
「なんだか大きなことになってきた…」
ギルドの発表
中央の台に
ギルドマスターが立った。
ホールが静まる。
低い声が響いた。
「本日」
「特例昇格を発表する」
ざわめき。
普通、冒険者ランクは
E → D → C → B → A → S
と上がっていく。
だがその上がある。
伝説級。
ギルドマスターが言った。
「六魔将討伐」
「国家級功績」
重い声。
「よって――」
ユウキたちを見る。
「ユウキパーティーを」
一瞬の静寂。
そして
「パーティーランクV級へ昇格とする!!」
ホールが爆発した。
V級とは
「嘘だろ!?」
「V級!?」
「伝説ランクだぞ!!」
カイルが小声で言う。
「やばいことになったな」
レイナが説明する。
「V級は」
「国家戦力」
レオナも驚いている。
「歴史に数パーティーしかいない」
愛菜が笑う。
「つまり」
「超VIPってこと?」
ユウキは静かだった。
ただギルドマスターを見ている。
蒼天の覇者
その時。
拍手が聞こえた。
ガルドが立っている。
王国最強パーティー。
蒼天の覇者。
ガルドが笑う。
「おめでとう」
カイルが笑う。
「あなた達に言われると嬉しいですね」
ガルドが言う。
「これで対等だ」
レイナが聞く。
「対等?」
ガルドが頷く。
「蒼天の覇者もV級だからな」
愛菜が口を開ける。
「マジ?」
つまり――
この国には
V級パーティーが二つ。
ユウキたち
蒼天の覇者
新しい権限
ギルドマスターが続ける。
「V級には特別権限がある」
指を立てる。
「世界級ダンジョンへの自由出入り」
「国家級依頼」
「軍との共同作戦」
カイルが笑う。
「完全に英雄だな」
レオナが小声で言う。
「まだ実感ない…」
愛菜は銃を回す。
「肩書きはどうでもいい」
笑う。
「強い敵がいればいい」
ユウキも頷いた。
ダンジョン出発
ギルドマスターが地図を広げる。
「龍神深淵迷宮」
場所は山脈の奥。
巨大な黒い穴。
「すでにモンスターが溢れ始めている」
レイナが言う。
「ダンジョン暴走」
ガルドが腕を組む。
「放置すれば都市が滅ぶ」
ユウキが言った。
「止める」
静かな声。
ギルドマスターが頷く。
「任せた」
龍神深淵迷宮
数日後。
巨大な山脈。
霧に包まれた谷。
そこに――
巨大な穴が開いていた。
直径数百メートル。
底が見えない。
愛菜が口を開ける。
「でかっ」
カイルも驚く。
「想像以上だ」
レイナが魔力を感じ取る。
「この魔力…」
レオナが震える。
「すごく古い…」
ガルドが笑う。
「ここが」
剣を肩に担ぐ。
「龍神深淵迷宮だ」
ダンジョン突入
松明が灯る。
十人の冒険者。
二つのV級パーティー。
ガルドが振り向く。
「行くぞ」
ユウキも頷く。
「了解」
その瞬間。
地面が揺れた。
ドォォォン!!
巨大な影が現れる。
カイルが叫ぶ。
「モンスター!」
洞窟の奥から出てきたのは――
巨大な竜型モンスター。
高さ10メートル。
レイナが驚く。
「入口でこのレベル!?」
ガルドが笑う。
「いいじゃないか」
剣を抜く。
「ウォーミングアップだ」
ユウキも剣を構える。
黄金の魔力が溢れる。
「行くぞ」
世界最大級ダンジョン攻略が始まった。