テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
914
ひろゆず@なりきりチャンス希望
74
翌日
朝の教室
康政
「みんなおはよー」
康政
「掃除戦士榊原ちゃんだよ〜」
忠次
「なんだそのテンション」
康政
「昨日思ったの」
康政
「掃除って意味ある?」
忠次
「朝から何言ってる」
康政
「掃除しても」
康政
「すぐ散らかるじゃん」
教室
シーーーーーン
直政
「たしかに」
忠勝
「たしかに」
忠次
「お前らが言うと説得力が違うな」
康政
「昨日頑張って片付けたんだよ」
直政
「おぉ」
忠勝
「偉い!」
康政
「でも今朝」
康政
「机の上に漫画置いた」
忠次
「うん」
康政
「服置いた」
忠次
「うん」
康政
「もう散らかり始めた」
忠次
「お前が原因じゃねぇか」
直政
「犯人いた」
忠勝
「近くにいたな」
康政
「でもさ」
康政
「掃除って終わりなくない?」
忠次
「まぁ終わりはないな」
康政
「ほら」
康政
「だから意味なくない?」
忠次
「歯磨きも毎日するだろ」
康政
「うん」
忠次
「風呂も毎日入るだろ」
康政
「うん」
忠次
「掃除も同じだ」
教室
シーン……
直政
「おぉ」
忠勝
「なんかかっこいい」
康政
「なるほど」
康政
「でもやっぱり面倒」
忠次
「結論そこかよ」
その時
男子A
「榊原」
康政
「ん?」
男子A
「部屋どれぐらい綺麗になったの?」
康政
「床が見える」
男子A
「前見えなかったの!?」
直政
「見えなかった」
忠勝
「通路しかなかった」
忠次
「発掘現場だった」
康政
「言い方」
女子A
「それ掃除して正解じゃん」
康政
「まぁね」
直政
「俺も部屋片付けるか」
忠次
「無理だな」
直政
「なんで!?」
忠勝
「3日持たない」
康政
「2日かな」
忠次
「半日」
直政
「信用ゼロ!!」
その時
先生が入ってくる
先生
「おはよう」
全員
「おはようございます」
先生
直政の机を見る
先生
「井伊」
直政
「はい!」
先生
「机の中整理しろ」
直政
「」
忠勝
「がははは!」
康政
「後輩ちゃんも掃除戦士になろう」
忠次
「まず机の中からだな」
直政
「掃除って意味ある?」
忠次
「今のお前にはある」
コメント
1件
ああ、第33話読み終えたよ。朝の教室のゆるい空気感がすごく心地よかった。「掃除って意味ある?」から始まる康政の哲学っぽい疑問に、忠次が「歯磨きも毎日するだろ」って返すところ、なるほどなって思わされた。でも康政の「でもやっぱり面倒」で全部崩れる流れが好きだな。最後の直政の机の中のオチも含めて、キャラの掛け合いが本当に生きてるエピソードだった。